□鳥取ジャーナル□ 第318号

鳥取県視障協発行(22.10)


―― 家族慰安会について(東部支部より) ――

 東部支部では、来る11月14日(日)に岡山県瀬戸内市の観光みかん園に、貸切りバスでの家族慰安会を計画しています。
 参加費は中学生以上1500円、小学生1,000円、小学生未満は無料となっていますが、11月7日までに支部長か森下支部厚生部長(電話54−0020)宛て申し出てください。

―― お礼3発1 ――

9月12日の鳥取盲学校創立百周年の記念式には多くの方からの物心にいたるご支援を頂き、寄附の目標額を達成するとともに立派な式典となりました。
この紙面を持って、改めてご協力いただきました皆様にお礼申し上げます(同窓会事務局)
 9月12日・13日に岡山市のロイヤルホテルで開催された第59回中ブロ福祉大会には代表選手、役員を含め29名(東部7、中部8、西部14)の参加を頂きありがとうございました。
 9月26日に対翠閣で開催した田淵茂三郎氏 旭日単光章受章祝賀会には40名(東部24、中部4、西部10、ほか2)の参列者に加え、114口の記念品拠出者がありました。本当にありがとうございました。

―― 国保の保険証改正について ――

 10月1日より国保の保険証が、一人一人のカード大となりました。汚したり紛失しないよう注意して管理しましょう。

―― 会員の動静 ――

 9月22日に東伯郡三朝町に在住されていた三谷研吾さん(49歳)が亡くなられました。ご冥福 お祈り申し上げます。

―― 11月の行事予定 ――

  5日(金) さわやか会館で東部支部女性部の訓練事業(料理教室) 
5日(金) 愛媛県松山市で第37回中四身障福祉大会
14日(日) 県青年部は米子駅付近での歩行訓練
14日(日) 身障センターで米子市身障福祉文化祭
15日(月) ライトハウスで西部支部女性部の訓練事業(手芸教室)

―― 第59回中ブロ盲人福祉大会 開く! ――

 9月12日(日)・13日(月)の両日 岡山市内の岡山ロイヤルホテルで、第59回中国ブロック盲人福祉大会が中国各地から約300名が集まって開催された。本県からも分科会の代表者やオセロ・カラオケ大会の選手を含め27名が参加した。
 初日は一般、青年、女性、スポーツの分科会と並行してオセロ大会。
 分科会終了後はその報告を兼ねた全体会、日盲連会長の講演と続き、最後に一番待ち焦がれた懇親会。
 最終日は式典と議事報告、更に総まとめとなる宣言・決議案の審議、更にはカラオケ大会と表彰式、次年度開催県の挨拶と盛りだくさんの内容を消化して終了した。
 このカラオケ大会で東部支部から出場された本県代表の山根和由さんが優秀賞を受賞されました。
 次年度は山口県下関市で開催予定で、今回採択された決議の概要は次の通り。
(1)職場介助員制度を自営業にも拡大適用
(2)発信機対応の音響式信号機の利用可能時間の延長と現在地の確認できるシステムの開発・設置
(3)地デジ切り替えに際し視覚障害者が不利にならない配慮
(4)ラジオの軟調地域解消
(5)公共交通機関の廃止・減便が増える中、視覚障害者の移動手段確保
(6)大規模なイベントには会場内の移動支援義務化
(7)識別しやすい紙幣への改良
(8)入院中でもホームヘルパーサービスの利用認可
(9)セルフサービス店の賞味期限表示を分かりやすく
(10)代読代筆業務を移動支援サービスのメニュー化明記
(11)音響信号機とエスコートゾーンの設置拡大
(12)介護保険の認定区分の低い高齢視覚障害者が充分なサービスが受けられるように自立支援法の法改正

―― 第56回全国盲女性研修大会より(深山女性部長報告) ――

  今年で第56回目となった全国盲女性研修大会は、9月1日から3日までの3日間、長崎市内の「ベストウェスタンプレミアホテル長崎」に全国から約400名が結集して開催されました。
 本県からは私と森岡副部長、板垣夫人の先発隊と、八幡さんとその姪御さんで森本さんと言われる方の後発隊の5名が2班に分かれ、参加する会議に間に合うよう1日と2日に鳥取を出発しました。
 第1日目は本県からは誰も参加しない常任委員会と全国委員会。2日目の午前から先発隊が参加しての全国代表者会議。提出された議案は活発な意見が飛び交う中、慎重に審議され、全て承認されました。
 午後からは誰もが参加できる研修(講演とレポート発表)で、後発隊はここから合流しました。
 第1部の講演は、「長崎に来たバイ」と題して長崎放送の塚田アナが軽妙なインタビューで、他見から長崎県に嫁がれた晴眼者の野沢さんから楽しく、分かりやすい長崎が紹介されました。
 第2部のレポート発表・意見交換会は「介護体験を通して思うこと」をテーマに9名のブロック代表者が切々と語られました。何時、何処で、誰が見舞われるか知れない『介護』という状況は切実で、わが身もままならぬ現状では、愛する人の『介護』だからこそ思わぬ苦労があると思います。
幾ら思いを尽くしても、できないこともあります。会場の参加者も発表者との思いを共有し、切なく充実した研修会でした。
 最終日は大会式典、議事報告と宣言・決議で、満場一致の拍手で承認されました。
 次年度は9月13日〜15日福井県で開催されます。
 大会終了後 私達と広島市の部長さんは雲仙観光に向かい、静かな旅館で温泉とおいしいご馳走で楽しい一夜を過ごし、翌4日にそれぞれの家路につきました。最後に今大会で採択された決議の概要は次の通りでした。
(1)総合福祉法の早期制定
(2)権利条約の早期批准と、差別禁止法の制定
(3)障害基礎年金を1級月額12万円以上、2級月額8万円以上に引き上げ
(4)情報保障とコミュニケーションを含む同行援護の早急な制度化
(5)入院時のホームヘルパー利用の拡大とガイドヘルパーの24時間緊急対応
(6)金融機関のATM音声化と窓口での代筆代読サービス
(7)自治体発送の公文書に音声コードの添付
(8)トイレの統一操作基準の設定と家電製品の視覚障害者配慮と共に食品表示には内容物が分かるように
(9)安全な歩行環境整備

―― 先月(9月)の歩み ――

  8日 鳥取市のとりぎん文化会館で平成22年度県民総合福祉大会が開催され、席上鳥取市身障協会視覚部の河崎三千男部長が、役員功労として県身障会長表彰を受賞されました。
 10日 ライトハウスで第3回法人移行検討会(午前は会計士、会計ソフト会社を交えての相談、午後はメンバーのみ)
 12日 県立鳥取盲学校で同校の創立百周年記念式が開催され、平井知事を始め多数の参列者を迎えて盛大に行われ、夕方からは会場を白兎会館に移し、祝賀の宴となった。
12日・13日 岡山市内のロイヤルホテルで第59回中国ブロック盲人福祉大会が開催され、本県から29名が参加した。
カラオケ大会の部で本県代表の山根和由さんが優秀賞を受章されました(関連記事を上記掲載)。
 19日 米子ふれあいの里で、3団体22名が米子市老人クラブの87名に治療奉仕を行って喜ばれた。
 23日 米子市の福祉の集いが、「千人ウォーク」と称してコンベンションセンターから湊山公園まで開催(雨天のため会場を市民体育館に変更)
 24日 上井公民館で県身障理事会
 26日 鳥取市の対翠閣で田淵茂三郎さんの旭日単光章受章祝賀会が開催され、協賛2団体を含めた総勢40名で盛大に祝った。
 28日 さわやか会館で東部地区身障相談員の研修会。

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