□鳥取ジャーナル□ 第320号

鳥取県視障協発行(22.12)


――早急に要望活動への意見募集!――

 各支部や青年・女性部では、皆様のお住まいの周辺で道路や交通機関等に関する諸問題をお寄せくださいと募っています。
毎年行っている県の関係部署への要望活動に組み込んで要望書を作成する参考にさせていただきます。
 国道・県道・市町村道の危険箇所、バス・タクシー、鉄道、航空機等の改善すべき点、その他「こうしてほしい」ということがありましたら支部長や部長まで教えてください。
 来年度文の要望期限が迫っていますので心当たりのある方は急いでください。

――鳥取ジャーナルの企画や投稿募集!――

 総務部では「鳥取ジャーナル」の原稿や企画を募集しています。皆にこういう事を教えてあげたい、とか「こんなテーマでシリーズを組んでは?」というような方は総務までお寄せください。
本誌は総務の事務的なものだけでなく、広く視障者の役に立つ情報を盛りだくさん取り上げてゆきたいと思っています。

――会員の動静――

 各支部からの先月における会員動静の報告はありませんでした

――1月の行事予定――

 9日(日) 12時から14時、対翠閣で鳥取いなばライオンズクラブとの東部支部交流年始交歓会(参加費一人5千円)
11日(火) 11時半受付開始、12時より14時まで対翠閣で鳥取市身障協会の新年の集い(参加費一人3千円)
16日(日) (1)会場は未定ですが、県会計部署への要望活動検討委員会
(2)米子市身障センターで、西部支部青年部の料理教室

――街なか実証実験 開始!――

 本誌第316号(9月号)で記載しました鳥取市の歩車道の分離に関する実証実験が、11月の中旬から始まりました。
これは自転車が完全に歩道から排除され、車道の両端に1メートルずつの専用レーンが、5センチ程度の突起したレンガ様のものが数メートルおきに点線状に固定設置されています。
この方式は歩道から自転車がいなくなって、我々視覚障害者にはよいことですが、全てが上手くいくとはいえません。狭い車道を更に専用の自転車道が占めることによって、自動車が渋滞したり、自転車も一方通行ならともかく(この点はどうなっているか確認していませんが、こうなっても自転車は大変です)、すれ違う時の接触事故が多発するかもしれません。
雨の時は素直にその専用レーンを走ってくれるか、アーケードのある歩道に戻ってくるのではないかという懸念もあります。
 いずれにしても、この検証期間は各路地ごとに調査員が立ち、指導も行っているが、この方式は自転車や営業用の車にとっては好感されないと思います。
 そういう意味でも、どういう結論に落ち着くか見守っています。

――本会も公益法人に移行すべきか?――

 社団・財団法人の改革にあたり、私的な意見として「本会は会員への福利厚生的な事業が主だから、一般社団法人にしても良いのでは」と発言しましたが、その後財政面を考慮したら、
見方を変えなくてはならなくなりました。
 というのも、一般の方からの寄附金や書き損じハガキの回収に関しての協力が得られにくいのでは、と感じたからです。
 一方公益社団法人とした場合、遊休財産が問題となります。以前のように盲老人ホーム建設資金というように正式な目的があれば良いのですが、公益性目的の事業費を超える額については遊休財産と
見なされることです。
 このようにまだまだ問題がありますので、皆様からの意見があれば県役員までお寄せください。

――先月(11月)の歩み――

10月28日 湯梨浜町の味惣前の誘導ブロック敷設協議に、横田支部長ほか支部役員2名が出席
14日 (1)東部支部は、会員・家族とボランティア5名を含めた37名で、大型レンタカーを貸し切って岡山県の黒井山グリーンパークに家族慰安のミカン狩り
(2)米子市身障センターで開催された米子市の福祉文化祭に、西部支部の会員多数が参加
15日 西部支部は池口支部長ほか4名の役員とともに「ふれあいの里」で市障害者支援課と当面する諸問題を協議
19日 倉吉市の上井公民館で、県身障協会理事会
25日 ライトハウスで、毎年恒例の日本海TVからの点字カレンダーの贈呈式
27日 とりぎん文化会館で、県障害者サポート事業「アイ・サポート」の創設1周年記念フォーラム
28日 ふれあいの里で開催された朗読ボランティア「ザ・スピリッツ」の視障者とのジョイントコンサーとに多数の会員も出席し、かくし芸を披露した

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