□鳥取ジャーナル□ 第321号

鳥取県視障協発行(23.1)

――年頭の辞(市川正明会長)――

 皆さんには健やかに新しい年を、平成23年を迎えられたことと思います。記録的な大雪となりましたが、明けましておめでとうございます。
 一昨年の政権の交代とその後の政治の不安定ぶりはご承知の通りですが、25年の8月施行を目指して新しい障害者福祉施策の検討がなされていることは、我々当事者はともかく、一般には様々なごたごたに埋もれてあまり知られていないような気がします。
ただ、その検討期間の間にも我々障害者の日々の生活はあり、人は去り、また生まれてもいます。それだけに、私たちにとって真に安心して暮らせる血の通った制度が早く実現するよう願う意味で、私たち一人一人も大きな関心をもって注目していく必要があります。
 また一方で足下を見れば、新法人への移行期間も後半を迎え、結論を得て実行に移さなくてはならない時期に来ています。このことを考えることは、また同時に今の本会の抱える様々な問題をも解決して行かなくてはなならないことに他ならず、単に限られた人だけの努力で解決できることでもありません。
そのような意味で、今後も一層の団結とご協力をお願い致します。
 このように多事多難な中での年明けですが、明るく元気よくをモットーに、会の活性化を図っていきたいと思っていますので、新しい年もご支援ご協力を心からお願い申し上げます。

――会議の日程調整でお願い――

 各支部並びに各部で年度末の役員会、新年度の定期総会を計画されているかと思いますが、下記2月の行事予定を参考に、決定した会議の日程を総務まで報告願います。平日ならかち合わないと思いますが、日曜日は混み合いますので調整したいと思います。

――大雪にご注意!――

 年末年始にかけて本県や隣の島根県東部は大雪に見舞われました。天気予報では降雪を報じていましたが、あれほどに大雪になろうとは思いもしませんでした。
 こと既に遅かったかもしれませんが、車庫や立ち木の補強、除雪用具の準備(スコップなどを玄関先に用意)、除雪作業中の転落やぎっくり腰、外出時の安全歩行(屋根からの降雪や誘導ブロックの確認不詳)等十分注意してください

――会員の動静――

 各支部からの先月における会員動静の報告はありませんでした

――2月の行事予定――

※1月30日(日) さわやか会館で業会の理事会
6日(日) 岡山市で中国ブロック会長・部長会(青年部、女性部)
27日(日) とりぎん文化会館で業会の第4回研究会
3月20日(日) 中部で会場は未定ですが、三療部の研修会と定期総会

――街なか実証実験情報!パート3――

 鳥取駅前から若桜橋南詰までの区間で、自転車との住み分けに関して車道上に専用レーンを設けて、どのように交通状況が変化するかを実証する実験が行われました(本字で関連記事を2度掲載)。
 その正式な結果報告が近い内に開催団体から発表されると思いますが、概ね歩行者彼は好評でしょうが、ドライバーからは悪評だと思います。歩道から危険物の撤去ですから前者は当然ですが、車銅の量即に2メートルずつの自転車専用レーンが取られ、境界を仕切る突起物があれば自動車も自転車も迷惑なことです。左右の路地の出入り口にボランティアがいても数件の事故がおきたことを考慮すれば、実現することは希だと思います。だからと言って、全ての自転車が再び歩道を走行することや、歩道上に設置された駐輪スペースが誘導ブロックと接近していて、安全な距離に離されるかも疑問を残しています

――寒い時にはブリ大根が一番!――

 本格的な寒波の到来とともにブリ大根が美味い季節となりました。高級料亭のものだと思わず、各ご家庭でもチャレンジされてはどうですか?
 あらかじめ火を通しておいた大根と湯通しをしたブリを砂糖、みりん、しょうゆ党の調味料を加えて煮ればよいのです。作り方のコツは大根を一度やわらかく煮たり(隠し包丁を入れたり、圧力をかけると早くやわらかくなります)、適当に切ったブリを湯通しで脂気を少し取り除いておくことです。大根と同時に煮込んでいく時、灰汁をこまめに取り除くこと(専用の紙もあるとのこと)ことも大事です。
 このように誰でも出切る料理コーナーへの投稿もお願いします。女性部や青年部でも料理教室を開催されていますが、その作り方や感想も、どうぞお寄せください。

――先月(12月)の歩み――

2日 ライトハウス研修室で倉吉グレートライオンズクラブが中曽勉さんのご遺族に感謝状を贈呈
5日 「にんじん村」で西部支部有志23名による忘年会
6日 会長と田草三療部長はライトハウスで、12日開催の研修会講師と打ち合わせ
7日 (1)とりぎん文化会館で鳥取県身障福祉大会
(2)米子市身障協会の忘年会
 8日 NPO法人「トラベルフレンズ鳥取」()の皆生温泉2旅館のバリアフリー調査に西部支部長が同行し、視覚障害者の立場から意見を述べた
12日 ライトハウスでの三療部研修会に23名が参加し、勉学に励んだ。内容は元鳥大理学療法士御厨先生による「高齢化社会における医療職種の関わりについて」の講演。終了後、三療部役員は今後の予定等について協議
13日 ふれあいの里で西部地区障害者自立支援協議会
14日 米子市役所で総務管財課、池野通建、施工業者等と会長、西部支部長は音声ガイドの設置箇所について協議(1月中に4箇所設置予定)
18日 対翠閣で開催された松本正雄鳥取市身障協会会長の「旭日双光章受章祝賀会」に河崎視覚部長ほか付添を含む2名が参加した
24日 県庁で障害者サポーター啓発普及用DVD作成検討会

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