□鳥取ジャーナル□ 第322号


鳥取県視障協発行(23.2)


――年度末に予定されている会議日程――

 県単位では、中ブロ会長・部長会が2月6日に岡山市で、理事・役員会が20日に倉吉体育文化会館。
青年部は3月13日にライトハウスで役員研修会、4月10日に会場未定で定期総会。
三療部の総会と研修会が会場未定で3月20日。
 支部関係では、東部支部が全て「さわやか会館」で3月6日に役員会、20日に監査会、27日に総会、4月3日に役員会。
中部支部がともに倉吉体育文化会館で3月6日に役員会、27日に総会。
西部支部が3月6日にライトハウスで役員会、27日に「ふれあいの里」で監査会、4月3日に身障センターで総会。
 更に各支部女性部の総会は東部支部が2月25日(金)にさわやか会館で、中部が27日(日)に体育文化会館で、西部支部が28日(月)にライトハウスで予定しています。
 尚、4月17日と24日は業会と本会の平成23年度総会が予定されると思います。

――日盲連島根大会に参加しよう!――

 今年 平成23年度の全国盲人福祉大会(第64回日盲連大会)は、6月3日(金)から5日(日)までの3日間、お隣りの島根県松江市で開催されます。
島根県の会長さんは会う度に「参加者の申し込みが少なくて・・・」と嘆いておられます。
 本県でも県外からの参加者を募っての大会では、一生懸命協力を要請した苦労がありました。
数字が全てではありませんが、主催者としては気になるものです。
 全国的な少子高齢化は視覚障害者の分野でも同じで、行動できる方が少なくなるのも自然な現象ですが、隣りの県で開催される全国的な大会ですので、それぞれができる限りの協力をお願いします。

――駅ホームでの転落事故防止について――

 今年1月に東京目白駅で発生した全盲の方がホームから転落し、列車にひかれて亡くなった事故は、関係方面に大きな波紋を広げています。
多くのマスコミが取り上げ、視覚障害者団体が各鉄道機関に安全対策を要望している。これらの運動は従来から行っていたが、昨年の金融庁への要望が全国的に功を奏した事例の再現に期待しています。
 本県でもホームドアの設置がベターでしょうが、全盲の利用される駅から転落検知マット・非常停止ボタンの設置、駅員の増員やホーム監視のカメラ設置、鉄道ボランティア(仮称で、鉄道各社の職員ではなく一般のボランティアでホーム・階段等の巡回を行い、費用は公費とする)等の要望もしなければならないと思います。

――米子市役所の音声案内ほか(市川会長より)――

米子市役所のシグナルエイド対応の音声案内が設置、作動開始しました。
現在4箇所(正面玄関、西側の障害者支援課に近い出入り口、総合カウンター、支援課窓口)で、今後4箇所付け加えられます。
 お出かけの際は是非、発信機の携行を!

日中友好スプリングコンサート(有料)の参加者募集!

中国人視覚障害者で中国笛の名手でテノール歌手の陽セツゲンさんと津軽三味線にこの人ありと言われた高橋竹山の最後の内弟子、高橋竹童さんのジョイントコンサート(本会も協賛団体)が下記の通り開催されます。
参加希望の方は市川まで申し込みを。
日時:平成23年4月10日(日)13時開場、13時30分開園
会場:淀江町文化センター大ホール
入場料:一般2千円のところ、1千円に割引き

――会員の動静(入院は記載しません)――

 1月26日に鳥取市湖山町に在住しておられた畑村芳明さん(82歳)が亡くなられました。生前のご尽力に感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。

――3月の行事予定――

 6日(日) 東部支部はさわやか会館で、中部支部は体育文化会館で、西部支部はライトハウスでそれぞれ年度末役員会
13日(日) ライトハウスで県青年部の役員研修会
20日(日) (1)会場未定で三療部の総会と研修会
(2)さわやか会館で東部支部の監査会
27日(日) (1)東部支部はさわやか会館で、中部支部は体育文化会館でそれぞれ定期総会
(2)ライトハウスで西部支部の監査会

――新装倉吉駅について――

 一部の方にはメールで流しましたが、1月15日から新装なった倉吉駅がオープンしました。
まだ周辺のバスターミナルや北口(海側)の整備は終わっていませんが、メインは完了しましたので情報を報告します。
 私的な表現ですが、コンコースとは駅舎2階の南北につながる通路、南を従来の駅舎側正面、東側を鳥取方面,西側を米子方面とします。
 このコンコースの誘導ブロック南端で、北側を向いて立っています。従って右が東(鳥取)となります。
 1階で直交するホームは従来とは逆に北側から1番と2番、3番ホームとなりました。ここから左に行くと1階を連絡するエレベーター、以下コンコースに沿って北口に向って女性用トイレ、男性用トイレ、正面西側階段(JR改札口からコンコースと直交する誘導ブロックと直結)、最北端で1階と連絡する北口西側階段と上り専用のエスカレーターとなっています。
 右側には少し進んで南から北に順次上りエスカレーター、下りエスカレーター、正面東側階段、大待合室へとつながる通路。これから北に向って自動券売機、有人切符売り場、改札口、北端で北口東側階段(工事中で通行不可)となっています。
 正面1階は従来の4段ほどの階段がなくなり(フラットな状態)東西の階段中間部にタクシー乗り場(ほぼ従来の位置)その反対で駅舎側に売店となっています。
 コンコース改札口から右側に3番ホームをつなぐエレベーター、3番ホームへの下り階段(従来は西側に下っていましたが、東側に向って下ります。1、2番ホームの階段も同じ)
コンコースと並行に線路をまたぎ1、2番ホームへの下り階段、突き当たり左に1、2番ホームへのエレベーターとなっています。
 1、2番並びに3番ホームには、エレベーターから西に少し進んだところに各々6人分の椅子があるバラック建ての待合室があります。透明なアクリル板のような者で取り囲まれていますが、暖房はなく、
ホームの音声案内が聞き取りにくいです。
 発信機対応の音声案内も多数設置されていますが、駅ホームのエレベーターは音声案内がありませんし、その上 1階ホームでの乗降は東側、2階での乗降は西側(つまり乗り口と降り口が反対の通り抜け)となっています。これと進入方向を誤ったときの安全策が設置されていなかった、当等の問題がありますので、注意して楽しい旅をしてください。

――鳥取市の交通実験結果まとまる!(日本海新聞より)――

 昨年12月に鳥取市が市内で実験した「街なか交通実証実験」のアンケート結果を発表した(1月27日付日本海新聞掲載)。
 歩行者・自転車利用者に自動車利用者・商店主から聞き取りを含めた2604件の回答で、歩行者の76%が「自転車が走らないので安心だ」とか自転車の92%が「歩行者を気にしなくて走れる」専用自転車道の設置を評価し、一方ドライバーの66%以上が「交通に影響があった」(特にバス・タクシーの運転手の80%近くが専用レーンの設置は許容できない)や、商店主の約40%が「来店者数や売上が減った」と否定的な答えだった。
 市は「安心して買い物や街歩きが楽しめる商店街の環境づくりにつながった」と評価し、実施に向けて23年度実行委員会を立ち上げ協議すると方向付けた。
 視覚障害者の回答は出ていないが、歩道に設置された駐輪場のスペース(誘導ブロックに異常接近し衝突する危険性が多大にある)について、本協会も申入れをすべきだ。

――先月(1月)の歩み――

 9日 東部支部は市内の対翠閣でいなばライオンズクラブとの年始交歓会を開催し,総勢24名が交流を深めた
11日 ライトハウスで同所並びに本協会事務局の仕事始め式(実業務は4日より始動)
16日 (1)伯耆しあわせの郷で要望活動対策委員会。大雪の中、例年の要望事項の除・継続や新規付け加え等を協議した。
(2)西部支部青年部は身障センターで料理教室
26日 県民ふれあい会館(県身障協会在籍)で県身障スポーツ協会の検討会

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