鳥取ジャーナル□ 第337号

鳥取県視障協発行(24.5)


――日盲連会長に竹下氏選出!――

 日本盲人会連合(日盲連)は3月31日と4月1日に定期評議員会と24年度第1回理事会を開き重要事項を協議した。中で、かねてより勇退を表明していた笹川会長の後任人事が審議され、竹下義樹副会長が信任投票で7代目会長に就任した。これに伴い6期12年間会長を務めた笹川吉彦前会長は名誉会長・相談役に推挙された。
 その他の大きな移動は新副会長に鈴木孝幸神奈川県視障協理事長、10年以上理事を努めた渡辺哲宏氏が相談役に就いた程度で、ほぼ同じような顔ぶれとなった(点字JBニュースより)

――盲女性家庭生活訓練事業 日程決まる――

 各支部女性部の平成24年度盲女性家庭生活訓練事業の日程が入りました。まだ未定の部分もありますが、支部ごとに明記しますので、詳細は各支部担当者(東部は有本時枝、中部は高田福久子、西部は清水みのりさん)に問い合わせください。
 [東部]
第1回:6月8日(金)9時半からさざんか会館栄養指導室で米田先生の料理講習。
第2回:7月6日(金)6月と同内容。
第3回:9月14日(金)9時半からさわやか会館調理室で国本先生の料理講習。
第4回:第3回と同日の午後から同所で講演(桜ヶ丘ディサービスの職員による「介護予防について」)。
第5回:10月の日にち未定でさざんか会館での米田先生の料理講習。
 [中部]
第1回:4月22日(日)10時から体育文化会館教養室2で講演(精神科医阪口先生の「病気予防をサポートする笑う療法士」)、
13時から同所で本守先生の生け花教室。
第2回:6月10日(日)10時から伯耆しあわせの郷で岩山先生の料理教室、終了後整備された倉吉駅前(バス乗り場、タクシー乗り場)の確認。
第3回:7月12日(木)10時から体育文化会館トレーニング室で「フラダンスで心も身体も健康に」と称して小滝先生のダンス教室(弁当を別室で休憩)。
第4回:10月14日(日)10時より伯耆しあわせの郷で岩山先生の料理教室。
第5回:11月または12月に会場未定で親睦会。
第6回:12月27日(木)10時から体育文化会館で本守先生の生け花教室。
 [西部]第1回:5月28日(月)10時から12時まで湊山公園で加藤先生の歩行訓練。
第2回:6月25日(月)10時から12時まで身障センターで講師未定の体操教室。
第3回:7月30日(月)10時から12時まで会場未定でわらび会講師による料理教室(電子レンジの活用法)。
第4回:11月26日(月)10時から12時まで会場未定で新田先生の生け花教室(いけばなの基礎)。
第5回:12月10日(月)10時から12時まで会場未定で武田先生の講演(音楽療法)。

――青年部年間行事予定――

 青年部では平成24年度の行事予定を下記のように決めました。部員の方はもとより、部員以外の方でも関心のある内容につきましては参加も可能ですので、所属支部の担当者にお尋ねください。
 [県単位]
4月8日(日)伯耆しあわせの郷で定期総会と第1回役員研修会。
5月19・20日(土日)広島市で第41回中ブログランドソフトボール大会。
6月24日(日)鳥取市高齢者福祉センターでフライングディスク教室。
7月22日(日)米子市内で歩行訓練。
9月1・2日(土日)第61回中ブロ福祉大会青年部会。
9月9日(日)伯耆しあわせの郷で第13回グラウンドゴルフ大会。
9月21〜23日(金〜日)神戸市で第58回全青大会。
11月17・18日(土日)松江市で第9回中ブロ青年部交流会。
11月25日(日)実施場所は未定で歩行訓練。
12月2日(日)米子市内でサウンドテーブルテニス教室。
 [支部単位]
東部は期日、内容ともに検討中。
中部は期日未定でフライングディスク、歩行訓練を予定。
西部は平成25年1月に料理教室か点字教室のほか期日未定でサウンドテーブルテニスを予定。

――会員の動静――

 4月7日に米子市安倍に住んでおられた下釜マスエさん(79歳)が
死去されました。ご冥福お祈り申し上げます。

――5・6月の行事予定――

5月9・10日(水・木) ブランナール三朝で県女性部の定期総会と合同訓練
  13日(日) 午後1時半からさわやか会館で県の第4回理事・役員会
  19・20日(土・日) 第41回中国ブロックグランドソフトボール大会が、県立広島中央特別支援学校グランドで開催。
  27日(日) 倉吉体育文化会館で本会の平成24年度定期総会
  28日(月) 西部女性部は午前10時から12時まで湊山公園周辺での加藤先生講師の歩行訓練
6月3日(日) さわやか会館で、県鍼灸マッサージ師会の理事役員会
7〜9日(木〜土) 千葉県で第65回全国盲人福祉大会
  8日(金) 10時から東部女性部はさざんか会館栄養指導室で、米田先生講師による料理講習
24日(日) (1)県青年部は鳥取市の高齢者福祉センターで、フライングディスク教室(2)倉吉体育文化会館で、第1回県身障体育大会

――アハキ師合格に思う――

 アハキ業界では『あん摩マッサージ指圧師(あマ指師)』の無免許者台頭が大きな問題になっていますが、今年度(第20回)の国家試験合格者が3月28日に財団法人東洋療法研修試験財団から発表されました。
 あマ指師の合格率は昨年比3%下落の87%に対し、『はり師』『きゅう師』ともに昨年比10%を越える下落の73%、70%でした。しかし合格者は1500人、に対し3600人、3500人(百人単位で四捨五入)と、あマ指師は後二者のどちらと比較しても半数以下です。需用の多くは『あマ指』であって後二者は少ないと想定すると、供給は後二者は充分若しくは余剰となるのに『あマ指師』は不足状態にあると思われます。そこに無免許者が侵入するとも言えます。後二者も実態は『あマ指師』に転身しているかもしれません。
 その為にも安穏と「あマ指は盲人の特権」と考えているのではなく、技術の向上に日々励む必要があると思います。

――視覚障害者にも優しい紙幣の研究――

 千葉大学発ベンチャーのBBSストーンデザイン心理学研究所は、この程国立印刷局からの「紙幣の判別性に関する調査」を受託したことが判明。5月末に正式契約を結び、視覚障害者(全盲を始め色覚異常者や弱視の方)から評判の悪かった日銀券(1万円札、5千円札、2千円札、千円札の4種)について10月下旬にも研究結果をまとめる。発行にあたっては我々からの意見聞き取りもなされているのであるが、このような問題が起きる原因に、聞き取り対象者の範囲があると思う。少人数や軽度の視覚障害者で研究調査されたと思う。この経緯を考慮し、より分かり易い紙幣が発行されることを願っています。

――青い鳥ハガキの申請を――

 毎年恒例となった郵便事業株式会社の重度障害者を対象とした「青い鳥ハガキ」の無料配布が、今年度も4月2日から始まっています。締切日は5月31日までですので、1級または2級の障害者手帳をお持ちの方は、手帳を持参の上 最寄の同社支店または簡易郵便局を除く郵便局で手続きを(代理人でも可能)してください。
 配布枚数は「くぼみ入り」「無地」「インクジェッター」のうちどれか1種20枚です「くぼみ入り」は表面左下にくぼみがあって、触れて上下・表裏が識別できるものです。

――先月(4月)の歩み――

 1日 東部支部はさわやか会館で,中部支部は体育文化会館で,西部支部は身障センターでそれぞれ平成24年度定期総会を開催し、新年度に突入
 8日 (1)県青年部は伯耆しあわせの郷で、総会と役員研修
(2)東部支部はさわやか会館で年度初めの役員会を開催し,会員確認や事業の日程を協議
13日 ライトハウスで米子市の移動支援事業所から同行援護事業参入に向けてのガイドヘルパー対象の第1回説明会
15日 鳥取盲学校グランドで今年度の中ブログランドソフトボール大会への派遣選手選考会を開催し、17名を選出した。選考委員は会長、森岡副会長、事務局長、東部支部長の4名であった。
16日 米子市の移動支援事業所から同行援護へのガイドヘルパー対象の第2回説明会
19日 米子ふれあいの里で、西部地区障害者自立支援協議会
22日 中部女性部は伯耆しあわせの郷で、午前は精神科医阪口医師による講演「病気予防をサポートする笑い療法士」、午後は本守先生講師による料理教室
24日 さざんか会館で鳥取市身障協会の定期総会
27日 ライトハウスで、小林会計士らと公益法人以降に関する協議
29日 倉吉体育文化会館で三療部の総会と第1回研修会

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