□  鳥取ジャーナル□ 第349号

鳥取県視障協発行(25.5)


――公益法人として船出! 定期総会開催――

本会も4月1日から正式に公益法人として生まれ変りました。つきましては、5月26日の「さわやか会館」で定期総会が開催され、名実ともに発足となります。これと言った特典はないかもしれませんが、是非 その会場でこの歴史的瞬間を体感してください。そのためにも、事務局から届いた出欠確認に『出席』の意思表示をされて、当日 会場でお目にかかりましょう、待っていますよ!

――白杖の取得 同時に2本――

 視覚障害者の舗装具として「白杖」があります。舗装具は障害を少しでも補うものとして、予算を超過しても支給されるものです(日常生活用具は、超過すれば翌年回し)。その舗装具の支給は、通勤・通学する傷害者・児を除いて1種目1個に限っていました。
 ところが近年視覚障害者の歩行時に白杖を損傷する事故が多くなり、安全歩行のためにスペアが必要と厚生労働省が察してくれました。その結果、今後の申請では携帯用
折り畳み白状も支給されるようになりました。手続きの際はこのことを承知して置いてください(以下 関連記事を下記掲載)

――女性部訓練事業日程(西部支部)――

 西部支部女性部の家庭生活訓練事業日程が、先月号発送直後に入手しましたので月遅れで掲載します。
 第1回。5月13日(月)10時から12時まで
 観光センターからライトハウスまでと皆生海岸周辺での加藤隆雄先生指導による歩行訓練
 第2回。6月3日(月)10時から12時まで
 身障センターでの講師未定の体操教室
 第3回。7月29日(月)、10時から12時まで
 ライトハウスで須田良子先生による生活マナー教室「袱紗の使い方と金封について」」
 第4回。11月25日(月)10時から12時まで会場未定
 竹田千代美先生の講演「生活と音楽」
 第5回。12月9日(月)10時から12時まで会場未定
 新田萬江(ニッタ カズエ)先生指導による生け花教室

――鳥取市の皆さんへ(東部支部長)――

(1)  鳥取市文化センター前の信号機が「ピヨピヨ」から「ピンポーン 信号が青になりました」という音響式歩行者誘導付加装置式のものに替わり、分かりやすくなりました。
(2)  2月より「鳥取市報」が鳥取市のホームページに「声の市報」として掲載されています。点字や活字が読めない方は、一度ご覧ください。
(3)  鳥取市で同行援護の支給を申請されている方は、市外・県外の事業所でも利用できます。従って視障協の運営する事業所も可能です。支給量を確認の上、契約を結ばれると、西部でも安心して出かけられますし、事業所の運営にも協力できます。

――会員の動静――

 3月25日に湯梨浜町在住の陶山美代子さんが亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。
 また西部支部の下記11名が3月末日を持って退会されました。
 石坂征人さん、高橋邦男さん、福富俊雄さん、椋野愛顧さん(以上 米子市)、渡辺栄治さん(境港市)、石田禎三さん、米田重子さん(南部町)、景山忠代さん(大仙町)、白根克実さん(伯耆町)、芦立玲子さん(江府町)、佐々木雅晴さん(日野町)

――5月・6月の行事予定――

5月 9日(木) 倉吉未来中心で、県身障協会の理事会
10日(金) 事務所で員外監事を迎えての平成24年度監査会
12日(日) (1)鳥盲グランドで中ブログランドソフトボール大会に向けての総合練習
(2)鳥取市のさわやか会館で、第1回理事・役員会
13日(月) 西部女性部の訓練事業(10時から12時まで皆生周辺の歩行訓練
16日(木) 中部女性部の訓練事業(倉吉駅から湯梨浜町の桜工房までの歩行訓練
18・19日(土日) 島根県松江市で、第42回中ブログランドソフトボール大会
  26日(日) さわやか会館で、公益法人としての発足総会
  31日(金) 県庁関係部署への要望活動
6月 3日(月) 西部女性部の訓練事業(身障センターで体操教室)
7日(金) 東部女性部の訓練事業(さざんか会館で料理講習会)
   9日(日) 中部女性部の訓練事業(体育文化会館で講演学習)
  21〜23日(金〜日)福井県で第66回全国盲人福祉大会
  22・23日(土日) 山口県湯田温泉で、(公益)全鍼師会中国ブロック会議
  28日 鳥取市の白兎会館で、全国障がい者芸術文化祭の実行委員会

――視障者の安全歩行補助 白状(上記関連記事) ――

 厚生労働省は、2月25日の全国障害保健福祉関係担当主管課長会議で、視覚障害者の社会参加促進に向けて、歩行中に多発する白状の損傷事故を勘案し、スペアのものも支給するよう通達してくれました。
 このことは それなりに評価しますが、下記項目で不満です。
@舗装具の観点からして負担額無料
Aスペア支給の折畳式の携帯用白状の裏付けに「公共交通機関利用の際、乗車時に他の乗客に配慮して」(=見えない者が見える人に気を使わねばならないのか)
                                        

――先月(4月)の歩み――

 7日 (1)身障センターで、西部支部の総会
(2)さわやか会館で東部支部の役員研修会
 9日 米子市障がい者支援課の課長・係長が来所されて、「障がい者計画、障がい福祉計画の検討委員」の推薦を養成され、話しを聞いた上で、市川が引き受けた
11日 (1)事務所で会長、経理部長、事務局長が25年度予算案等を協議
(2)同所で県総務部人事課の課長・係長と「視覚障害者対象の非常勤職員」採用に関して協議、
12日 島根ライトハウスライブラリーの職員4名が来所され、島根県視障協が公益法人の承認を受けたことの報告と、今後の共有する諸問題を協議した
13日 身障センターで、米子市身障協会の代議員総会
14日 鳥盲グランドで、中ブログランドソフトボール大会への本県派遣選手選考会
17・18日 鳥取市松原の「レイク大樹」で、県女性部の総会と合同訓練
21日 ライトハウスで、三療部の総会と研修会

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