□ 鳥取ジャーナル □ 第366号


鳥取県視障協発行(26.10)


――平成26年度文化祭 参加者募集!――

 会員の方には既に案内状が届いていると思いますが、下記日程で平成26年度文化祭を開催しますので、参加希望の方は10月10日までに支部長へ申し出ください。
 開催日時は10月26日(日)10時15分から14時30分、会場は鳥取市障害者総合福祉センター「さわやか会館」多目的室ほか、内容は午前に石川達之さんの講演(「笑って健康」と題してのユーモアなギター弾き語り)、午後は中国ブロック予選を兼ねたカラオケ大会、参加費は昼食・飲み物代として一人2千円です。
 なお、文化祭と並行して「アステム」と「メガネのタナカ」によるミニ福祉機器展も隣りの会場で開催されます。
 滅多に触れられない機器も展示されます。この際ですので、是非多数のご参加を期待します。

――各支部・各部会からの連絡――

 東部支部より、
@鳥取ワシントンホテルと医療専門学校に挟まれた市道で、専門学校側の歩道改修工事が10月17日まで行われます。警備員が誘導していますが、歩行の際は注意してください。
A鳥取市では11月の市議会議員選挙より、点字使用の申し出をされている方に投票入場券が点字差出人シールが貼られた封書で届きます。

――会員の動静――

 9月13日に米子市皆生新田に在住されていた加藤誠美さん(66歳)が亡くなられました。ご冥福お祈り申し上げます。
 10月1日から、正式な承認を得ていませんが鳥取市福部町の坪内恵美子さん(40代女性)が入会の申し出を出されています。

――10月・11月の行事予定――

10月 4日(ど) 米子市公会堂で、アイ・サポート コンサート
11日(土) 日盲福祉センターで、日盲連アハキ協議会委員会
12日(日) 伯耆しあわせの郷で、第15回グラウンドゴルフ大会(上記掲載)
   19日(日) 県青年部会とスポーツ部は、米子サンアビリティーズでフライングディスク教室
   20日(月) ホテルセントパレス倉吉で、県障害者施策推進協議会
   22日(水) 米子市役所で、市交通バリアフリー推進協議会
26日(日) さわやか会館で、本会の平成26年度文化祭
11月13日(木) 米子コンベンションで、県身障福祉大会
   14日(金) 東部女性部会はさわやか会館で、村上先生講師による同所周辺での歩行訓練
17日(月) ライトハウスで、西部女性部会の訓練事業(武田先生講師による講演と実技「生活と音楽」
   29・30日(土日) 「ウェルネス イン ほうきじ」で、本会三療部会と日マ会との共催による研修会
30日(日) 倉吉体育文化会館で、中部女性部会は同青年部会と共催で倉吉市長寿社会課職員講師による講演「認知症の予防と理解」

――還暦の全女東京大会 終る!(編集局長)――

 還暦となる第60回全国盲女性研修大会は、中ブロ広島大会から丁度1週間後の9月7日から9日までの三日間、東京・芝公園のメルパルクTOKYOに全国から記念大会を祝して過去最多の1200人の関係者が
結集して開催された。本県からは残念ながら、深山理事(女性部会長)のみの参加であった。
 初日は、常任委員会と全国委員会、二日目の午前は、全国代表者会議で平成25年度の報告事項や平成26年度の運動方針案、事業計画案、予算案等が上程され、満場一致の拍手で承認可決された。
 午後の研修T部は、元マラソンランナー増田明美氏の「『自分』という人生の長距離ランナー」と題しての講演で、アスリート仲間の交流をユーモラスに、また郷土の期待を受けながら途中棄権して帰国後、その挫折感から脱却するまでの4年間の苦悩の心情には胸を打たれた。
 研修U部では「バリアフリー商品と私〜使ってよかったと思うもの、あったらいいと思うもの〜」をテーマに全国9ブロックからの代表者がレポート発表した。共通した商品は音声体重計で、健康管理に
役立っているとの報告であった。フロアとの意見交換では、商品内容が詳細に分かるバーコードをパソコンやスマホで読上げるソフトが開発されているので、全ての商品に付けてほしい、との要望(ついでに
ソフトも日常生活用具品目の指定も要望したら・・・)も出た。
 後で分かったことだが、この研修U部には秋篠宮妃殿下の紀子様がお忍びで参列されていたようです。
 最終日は式典で、挨拶にたった竹下会長は「長年にわたる同協議会の活躍は、視覚障害者のQOLの向上に寄与した」と賛辞し、新城協議会長は「今後も女性ならではの始点で諸問題の解決のために一掃の努力を」との決意を表明した。
 祝辞に立たれた秋篠宮妃殿下は、昨日の研修U部や5月の日盲連と都盲協を視察された乾燥を素直に述べられた。
 席上役員功労の表彰があり、本会の深山理事も、長年の功績を記念して、功労者表彰を受けられた。
 なお、次年度の大会は宮城県で開催される。
 深山さんにはお祝いを申し上げますとともに、今後友のお世話を宜しくお願いします。

――医療ニュース4選――

(1)  紹介状なく大病院受診、負担増へ
 紹介状なく安易に大病院を受診する軽症患者が増加し、重症や精密検査を要する患者の診察など本来の目的が妨げられているため、厚生労働省では窓口負担を通常より3千円〜1万円の引き上げを課すよう社会保障審議会の医療保険部会で議論に入った。初診のみでなく再診にも負担を求める案を
年末までに詰め、翌年の通常国会に提出し、2016年4月の診療報酬改定に合わせる方針だ。
(2)高齢者外来診療の月額上限額引き上げへ
   医療費抑制のため、厚生労働省は70歳以上の方が外来での自己負担額を入院医療月額限度額に近づけるように、引き上げを検討している。70歳以下では外来と入院時でも同額の月額限度額で、これも
秋から社会保障審議会の医療保険部会で議論を始める。
(3)新生児27人に1人 体外受精で
   日本産科婦人科学会は先月6日、平成24年度に国内の医療機関で約32万6千回の体外受精が行われ、3万7953人が誕生したと報告。
 同年の総出生数は約103万7千人であったから、体外受精の成功率は約12%、新生児に占める割合は約4%(27人に1人)でした。
(4)見え方明るくなった! 世界初IPS細胞移植手術
 IPS細胞を使った世界初の移植手術から一夜明けた9月13日午前、担当した神戸市の先端医療振興財団の医師3人が記者会見し、兵庫県内に住む70代の女性患者が「見え方が明るくなった」などと語ったことを明らかにした。今の所、出血や網膜はく離などのトラブルは起こっておらず、
移植した細胞シートは適切な位置についているとも語った。患者は1週間ほどで退院できるが、今後1年間は移植した細胞がガン化してないかの定期的な調査を要する。

――先月(9月)の歩み――

 2日 地デジラジオの「アステム」と「メガネのタナカ」の職員が事務所を訪問し、文化祭と併設の福祉機器展について話し合い
 4日 事務所で、リサイクルパソコン貸与審査会(委員は会長、副会長、3支部長)
 7日 (米子市身障協会の出雲方面へのレクリエーション
 8日 鳥取市国府町サンマート前の交差点誘導ブロック敷設に関し、下田・尾崎氏と県土整備局職員、業者が現地協議(道路整備が不完全で希望する誘導ができませんので、歩行の際は十分気をつけて通行してください)
14日 米子ふれあいの里で、米子市老人クラブを対象とした本会三療部会と県師会合同の治療奉仕活動。22名の術者が43名に施術し、喜ばれる
16日 西部消防局司令課の課長、係長が来所され、「119番通報」についてのバリアフリーを競技、まとめの意見を後日提供とした。
17日 倉吉体育文化会館で、県網ろう者友の会依頼の「盲ろう者介助員講習会」の講師として会長、門木・横田・高田氏が出席
26日 事務所で、県傷害福祉課との来年度予算に関する聞き取り調査
28日 米子市東山体育館で、市ボランティア協議会主催の「福祉の集い」
25日 中部支部企画の智頭町内への視察研修(石谷家住宅と三滝渓谷ほか)と村上先生による歩行訓練に、ボランティア5名を含め総勢26人参加
29日 事務所で、米子市福祉計画、障害者福祉計画についての市障害者支援課との懇談

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