□ 鳥取ジャーナル□ 第369号 □


鳥取県視障協発行(27.01)


――新年に寄せて(県視障協会長  市川 正明)――
 会員の皆様、明けましておめでとうございます。お元気に新しい年をお迎えのことと存じます。
 新たに公益社団法人としてスタートしてから2年が経とうとしています。ようやく少し落ち着いた気もしますが、将来を見据えると、人材、財源、事業力など、様々な多くの課題を抱えています。容易には解決できない問題が多く、それだけに、これまで以上に現有の英知を結集して取り組んでいく必要があります。
 本年には本県主管の中国ブロックグランドソフトボール大会を5月に、福祉大会を9月に開催する予定にしています。通常の県内事業はもとより、これら大会を成功に導くためにも、この1年も更なるご協力をお願い致します。
 終わりに、この1年が皆様にとって幸い多い年でありますよう、ご記念申し上げて、新年の挨拶とさせていただきます。

――各支部・各部会からの連絡――

 東部支部より:1月11日に予定しています「いなばライオンズクラブとの交流会(旧年始交歓会)」の参加者が少ないので、申込み締切を1月8日まで延長しました。具体的な内容は、
開催日時1月11日(日)12時より14時まで、会場は白兎会館2階のちどりの間、参加費は一人5千円、申込み先は東部支部長の盛田(電話0857−26−9194)まで。

――本年度中ブロ主管事業の日程――

 平成27年度は本県が中国ブロックの主管県となります。その主な事業の日程は次の通りです。会員の少ない本県で成功させるには、是非とも皆さんの協力と団結力が欠かせません。どうかよろしくお願いします。
 5月16・17日(土日)淀江町総合グランドでグランドソフトボール大会、9月5・6日(土日)米子コンベンションセンターで盲人福祉大会。

――会員の動静――

この欄に該当する記事は、どの支部からも届いていません。

――平成27年1月・2月の行事予定――

1月 5日(月) 視障協と点字図書館の合同仕事始め式
7日(水) 第6回米子市障害者計画策定委員会(米子市役所)
11日(日) 東部支部は白兎会館で、いなばライオンズクラブと年始交流会(有料 上記掲載)、これに先立ち支部青年部会は、鳥取駅前バードハット付近で加藤隆雄先生講師による歩行訓練。
2月 1日(日) 広島市の社会福祉センターで、中国ブロック代表者協議会(旧 会長部長会)
  19日(火) 米子市役所で、第2回交通バリアフリー推進協議会

――どうなる 平成27年庶民生活!――

600億円以上も掛けて解散総選挙を実施した与党が、3分の2以上の議席を占めて幕を閉じた平成26年。その大きな勝因の一つ、消費税の8%据置きを1年半延長とする新年の幕開けとなりました。この政策が悪いと言うのではありませんが、少子高齢化の進む現状では社会保障の拡大は当然のことで、これを補填するための増税のはずでした。
 この矛盾を補うために、介護報酬の引き下げ、物価下落でも年金引き下げ、女性の社会進出を促進するため専業主婦の配偶者控除引き下げ若しくは廃止(そんなに物作り産業に人手不足や、儲かる輸出品目が
あるでしょうか)等々。他方では、法人減税を実施して、それを賃金に転化し、消費を促進する。昨年も中小・零細企業には継続の震災復興税の廃止を実施し、更に今年から子や孫への教育、家屋の新築に贈与税の控除拡大等々富裕層に対する優遇の税制度。一人の稼ぎで家族全員が生活できる、そんな時代のほうが子供の情緒教育にも待機児童の解消にも多いに貢献できるのではないでしょうか?
 もっと大きな改革が、この絶対多数の裏に潜んでいる(憲法改正など)
ことを考えれば、戦後最大の変革の都市になるかも知れません。 
益々貧富の差は拡大し、庶民生活が苦しくなっていくような、そんなことにならないよう、我々も政治・社会の動きお敏感に感じ取るアンテナを持つとともに、それに磨きをかけていきましょう。

――先月(12月)の歩み――

 5日 ライトハウスで日テレ愛の小鳩事業団からの「点字カレンダー贈呈式」が行われ、西部の会員数名の参加協力を得た
 6日 鳥取ワシントンホテルで県自動車販売連合会から野澤実氏への「盲導犬貸与式」が行われ、会長、事務局長が参列
 7日 米子市身障センターで西部支部企画の「ゲームフェスタ2014」、終了後有志による忘年会(新開の『かがやき』)
 8日 ふれあいの里で、第5回米子市障害者計画策定委員会
10日 県の芸術・文化際課の小林課長が会長宅を来訪され、来年度の障がい者の文化・芸術関連の予算説明と意見聴取
26日 倉吉市上井町の公民館で、県身障理事会と評議員会

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