□  鳥取ジャーナル□ 第374号


鳥取県視障協発行(27.06)

――定時総会 開く――

 公益法人として3年目を迎える今年、伯耆しあわせの郷を会場に本会の平成27年度定時総会が、5月24日に開催された。会員の参加は46名で、総会員の3割程度であるが、3支部長の努力で委任状お加えると、8割近い出席率であった。
 東部は市役所の、西部は身障センターの大型マイクロバスが準備され、乗り換えなしの、会場までの直行便。
 式典では会歌の作詞者である中村治さんを始めとする昨年度の物故者への黙祷、全国障がい者スポーツ大会で輝かしい活躍をした村田静也さんに表彰状と記念品の贈呈、唯一の来賓として花を添えていただいた中部総合事務所の金涌福祉保健局長の祝辞、門脇新事務局長の自己紹介と、武信鳥取盲学校長からの祝電披露で議事に入った。
 議長団の先攻は従来方法で、開催支部から林光男さん、次期開催支部から河崎三千男さんが選出された。役員改選までで最近大きく変わったのは、事業報告が各部から生活訓練事業、生活支援事業、情報提供事業、治療奉仕事業と大きな柱4本に、その他の事業と区分され、各種大会は交流事業として生活支援に、スポーツ関連は視障者スポーツの普及啓発として生活支援で表記するようになりました。
 各支部・各部会からの提出案件は例年とほぼ同じで、裏を返せばより密接で、かつ、容易に解決できない事柄と言えるので、粘り強い要望が不可欠だと思われる。
 最後の任期満了に伴う役員改選は、公益法人として、より透明性を重視して、立候補を募り、立候補者がなかったために推薦の形で候補を選出し、それぞれ挙手による信任を行い全員が信任され、閉会となった。
 出席された会員の皆様、ご協力いただいたボランティア、事務局の方々、また、お世話いただいた中部の皆さん、ありがとうございました!
 役員改選の後に開催された理事会で、理事の職務分担が次の通り決定しました。継承略。
  代表理事(会長)で情報部長に市川正明、業務執行理事(副会長)は3名で、盛田政雄が支部総括と東部支部長兼務、門木光明がスポーツ部長兼務、森岡勝止が文化部長兼務、経理部長に下田悟、総務部長に尾崎公徳、青年部会長に小玉秀昭、女性部会長に深山千鶴子、三療部会長に仲村勲、厚生部長に橋谷正太郎、中部支部長に横田昭男、西部支部長に田草修、員内監事に小谷和裕、員外監事に遠藤秀実、相談役に板垣成行、事務局長に門脇保身。

――各支部・各部会からの連絡――

 4月に改選された各支部、各部会の主な役員は次の通り(敬称略)
東部は支部長に盛田政雄(電話0857−26−9194)副支部長に下田悟。
中部は支部長に横田明男(同0858−43−0643)副支部長に小谷和裕。
西部は支部長に田草修(同0859−33−1549)副支部長に村田静也と原田源治。
青年部会長に小玉秀昭、頭部担当に下田悟、中部担当に山尾哲也、西部は小玉兼務。
女性部会長は深山千鶴子、総務に清水みのり、会計に三浦裕子、東部担当に有本時枝、福谷和子、中部担当に高田富久子、笠松明江、西部担当に清水みのり(兼務)、森岡栄枝、 三療部会長は仲村勲、東部委員に山根和由、近藤宏和、中部委員に林光男、藪田潤一朗、西部担当に原田源治、長田静香。

――会員の動静――

4月末日を持って、東部支部所属の次の方々が任意退会されました。
河口千代美さん、新井野洋治さん、波多ひとみさん、林益須男さん、山根小百合さん。

――6月後半・7月の行事予定――

6月 7日(日) 午後、鳥取産業体育館で市主催の『ふれあい広場』
  14日(日) (1)東部支部はさわやか会館で役員会、歩行支援機器の講習会、いなばライオンズクラブ・アイメート赤十字奉仕団とのカラオケ交流会
(2)体育文化会館で中部女性部会の訓練事業(午前は講演「火災を防ぐための心得」、午後は手芸「タオルで作る防災ズキン」)
  21日(日) 米子コンベンションで、県保険師会の27年度総会
28日(日) サンアビリティーズで、米子市身障協会の福祉・体育大会
  29日(月) 西部女性部会は会場、講師未定で、訓練事業(体操)
7月12日(日) 倉吉体育文化会館で、中部女性・青年部会合同開催の訓練事業(市長寿社会課職員による講演「介護保険制度と上手なサービス利用について」
17日(金) さざんか会館で、東部女性部会は米田先生講師による料理講習
  19日(日) 米子市東山運動公園体育館で、三療部会・県鍼灸マッサージ師会共催のトライアスロン・ケア活動
27日(月) 西部女性部会は歩行支援機器を活用して市川会長指導によるライトハウス周辺での歩行訓練

――雑感二題――

@  年金漏洩詐欺にご注意!
 日本年金気候の情報125万件が、職員の端末にサイバー攻撃を受け、漏洩した事件で、全国各地で「流出を抑える」と言った詐欺が多発しています。ご注意ください。この秋からの『マイナンバー制度』は大丈夫かな?
A  なぜ急ぐ、安保法案!
    衆議院憲法審査会は6月4日、集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法案(安保法案)について、憲法学の専門家3氏を招いて参考人質疑を行い、全員が「憲法違反」とする認識を表明した。なのに、なぜ政府は成立を急ぐのでしょうか?

――3点は取ったものの、・・・(第44回中ブログランドソフトボール大会)――

 第44回中ブログランドソフトボール大会は、本県で5月16・17日の両日淀江町のスポーツ広場で開催された。
 初日の午前は地元の特権で、本会場を使っての練習を行い、午後からはライン引きやテント設営のお手伝い、夕方監督、キャプテン会議に関係のあるものは、準備作業を早目に切り上げ、会場を米子市文化ホールに移しルールの確認や関心の高い抽選を実施、その結果本県は広島県が相手。懇親会はなく、宿泊は各自で行うため、本県はホテル『アルファーワン』、丁度仕事を終えて駆けつけた者も到着し、食事会場の中華店に直行。再びホテルに戻りミーティング、就寝。
 大会当日は快晴、バイキングの朝食で腹を満たし、レンタカーで試合場へ
意気揚揚と乗り込んでいざ出発!身体を慣らす程度の練習をして、開会式。
 小玉青年部長の司会も、練習の成果を発揮して無事終了、本県の出場する第1試合の開始。
 コイントスで本県先攻。1回の表、幸先翌1点を先取。その裏、広島県は体の緊張が取れない内野手のエラーや全盲のキャッチャー前バンドヒットを絡めての3点。公式戦発先発のO投手にしてはまずまず。
 2回の表本県の攻撃は下位で無得点。中でもその責任を感じた高齢o捕手は自ら若手に代わるよう監督に申し出て交替した。2回裏、広島県は長打力を充分に発揮すると共に、途中でリリーフした投手が、全盲打者に1ボール2ストライクと
追い込みながらフォアボールで出塁させたのも火に油を注ぐこととなり、大量の9失点。
 しかし、3回の表、本県も上位に回し2点を奪取。その裏最後の投手も投入したが、抑えきれず3点を取られた時点でタイムアップ、3対15で敗退。
 次いで行われた準決勝第2試合は岡山県が8対1で山口を下し、決勝戦は岡山対広島。先攻は岡山で、毎回それなりの打球は飛ばすものの弱視野手の正面だったり、全盲の好捕に遭って0点続き、一方の広島は2点、5点と取り、3回、4回と無得点が続き「流れが悪くなるのでは、と思われた5回裏、2点を取ってタイムアップ、理想的な攻撃の9対0。
 2年続きの全国大会3位以内の広島には、四国を劇はし、全国の頂点に立っていただきたいものだ。
 それにしても、本県が広島県から3点を採ったことは評価できるが、バットの振りの速さや全盲の動きに課題が見つかったと思う。

――先月(5月)の歩み――

 3日 身障センターで、西部支部役員会
 7日 事務所で、会長・経理部長・事務局長は遠藤・小谷両監事による監査を受けた
 9日 倉吉体育文化会館で、27年度第1回の理事・役員会
14日 事務所で、米子市土木課職員と会長・事務局長は夜見町の斯道とルート431号の交差点整備に関して協議
16・17日 第44回中国ブロックグランドソフトボール大会が、本県主催で淀江町スポーツ広場で開催され、広島県が優勝し、中四代表決定戦出場権を獲得した(上記詳細掲載)
20日 上井公民館で、県身障協会の理事会
24日 伯耆しあわせの郷で、本会の平成27年度定時総会(上記掲載)
26日 県庁第2庁舎9階会議室で、県関係部署への要望活動
27日 県民ふれあい会館で、県人権文化センターの総会
29〜31日 岐阜市で開催の第68回全国盲人福祉大会に本県より11名が参加

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