□  鳥取ジャーナル□ 第382号

鳥取県視障協発行(28.2)

――日盲連福祉大会 参加者募集!――

 第69回全国盲人福祉大会が5月20日(金)〜22日(日)に青森市のリンクステーションホール青森ほかで開催されます。つきましては、本会でも代表者を派遣するとともに一般参加者を募集しています。
 行程は、20日に米子と鳥取駅から伯備線と因美線を乗り継いで岡山駅に合流し、山陽・東海道新幹線で東京駅乗換え、東北新幹線で青森到着、ホテル泊。
 21日は、会議に出席しない方はタクシーで観光、ホテル泊。22日は、福祉大会参加後青森空港から飛行機を利用し、羽田を経由して、それぞれ米子・鳥取空港到着、解散。20日の会議に出席する方は、前日の出発で費用1万円程度加算。
 旅行費用は、参加費一人千円、交通宿泊費同9万円程度(ただし昼食・夕食大は含まず)
 問い合わせや申し込みは2月22日までに市川会長(電話0859−22−6400)まで。

――各支部・各部会からの連絡――

 盛田副会長から、音響式信号機の新設に関する情報です。
 鳥取市嶋のバス停(シグナルエイド対応で、12月下旬に作動済み)、シグナルエイド対応ではなく、従来型の音響式信号機で2月から3月にかけて作動する箇所は鳥取市伏布勢運動公園駐車場入り口、米子市新開の「本の学校」前、米子駅前末広通りの市道でアパマンショップ前。
 女性部会では、追って詳細は連絡しますが、4月12日(火)・13日(水)に鳥取市の「レイク大樹」で28年度定時総会と合同訓練を企画しました。
 12日の午前に定時総会、午後は桜ヶ丘ディサービス事業所職員による講演「食事の形態」、翌13日健康センター職員による健康講話と血管年齢の測定です。多くの方の参加をお待ちしています。
また、それ以前に女性部会各支部総会も予定されますので、参加とともに、28年度部会費1千円の納入もお願いします。

――会員の動静――

 1月11日に、鳥取市古海に在住されていた川口實さんがお亡くなりになられました。86歳。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

――2月中旬〜3月の行事予定――

 2月 7日(日) 米子コンベンションセンターで、中国ブロック代表者協議会
   28日(日) 東部支部はさわやか会館で、中部支部は体育文化会館で、西部支部はライトハウスでそれぞれ年度末役員会
 3月 6日(日) 倉吉体育文化会館で、年度末の本会理事・役員会
   13日(日) 午後、ライトハウスで青年部会の年度末役員研修会
   20日(日) 倉吉体育文化会館で、三療部会の年度末役員会
   23日(水) 倉吉体育文化会館で、県女性部会の役員会
   31日(木) 東京のグランドヒル市谷で、日盲連の評議員会。翌4月1日は指導者研修会

――がん 10年生存率(国立がん研究センター)――

東京にある国立がん研究センターは19日、全国16施設で1999年から2002年の間、「がん」と診断されて治療した約3万5千人の10年後の生存状況を、5年後とともに、発見時の進行度を「病期(ステージ)」1〜4での推移を示した。
 病期1は早期、病期2は筋肉層まで広がっていた、病期3はリンパ節まで転移していた、病期4は他の臓器まで転移していた。
 以下 具体的な部位のがんで、病期1、病期2、病期3、病期4、病時を考慮しない10年生存率、5年生存率をパーセントで表示
食道  64.1  36.9  15.4  4.8  29.7  38.1
胃  95.1  62.7  38.9  7.5  69.0  70.9
大腸  96.8  84.4  69.6  8.0  69.8  72.1
肝臓  29.3  16.9  9.8  2.5  15.3  32.2
すい臓  29.6  11.2  3.1  0.9  4.9  6.5
肺  69.3  31.4  16.1  3.7  33.2  39.5
乳房  93.5  85.5  53.8  15.6  80,4  88.7
子宮頚  91.3  63.7  50.0  16.5  73.6  78.0
腎臓  1.3  76.4  51.8  13.8  62.8  65.9
 この結果からして、早期発見・治療が10年生存率を高くする、との核心が見られるが、5年後と10年後では更に下降するものと余り変化のないものがある。これ以外の部位別生存率の集計や治療法別(手術、放射線照射、抗がん剤投与)生存率の資料は全がん協のホームページhttp://www.zengankyou.ncc.go.jp/を参照。

―――県産黒毛種牛 上位独占!――

 昨年、全国の畜産農家で黒毛和牛の生産に関与した種牛の上位3位までが鳥取県であった。かって全国品評会で「気高号」という本県牡牛が一等賞に輝き、その子孫が全国に誕生した実績と絡め、鳥取県人として誇りに思います。
 他方、霜降り肉が多く取れ、美味しくて、高価な牛の生産に傾注し、その結果として血が濃くなっても大丈夫であろうか?以前アメリカで養豚業で、多産と早い生育を目的に交配を繰り返していたら、続々と子豚が原因不明の病気で死亡することが起こった。幸いなことに、この件は中国奥地で飼育されていた、出産の少なく成長の遅い豚と交配させることで回避できた。

――最高裁判決に一言(編集長)――

 昨年12月、男女間の格差について女性側からの不利益を申し立てたもので、世論の注目を集めた二つの裁判に、最高裁の判決が下った。
 一つは婚姻届提出の際、夫婦別姓を認めろ、というもので、もう一つは再婚に際して女性だけに「6ヶ月」の禁止期間が設定されてるのは不公平だ、という民法訴訟であった。
 前者の判決には、世間で「夫婦」として認められ、その権利を有するためには、どちらか一方の姓に届けるのが正当と考えるものにとっては、一応満足している。ただ、判決に参加した5名の女性判事は全員「別姓を認めるべきだ」として反対だったとか・・・.
 後者については、むしろ離婚から再婚までの禁止期間は撤廃すべきだったと思う。元々が、離婚後に女性が妊娠した場合、「その子が誰の子だ」と言う問題から起こったもので、なかなか離婚できず別居生活が長かった時は、現代医学のDNA鑑定に任せればよい。妊娠の可能性のない方なら、離婚直後に
再婚しても何ら問題はない。それだけの判断をしても良かったと思う。

――先月(1月)の歩み――

 4日 本会会員9名が参加して、トラック協会との交通安全教室(市営屋内プール駐車場での実技体験とライトハウスでの意見交換会)
10日 東部支部企画の、対翠閣での「カラオケ交流年始交歓会」は、いなばライオンズクラブを含め総勢21名が親睦を深めた
18日 会長と事務局長は、境港市夕日ヶ丘の市道に敷設される誘導ブロックについて関係者と現地競技
28日 東部支部長とほか1名は、久松公園お堀なたの遊歩道への誘導ブロック敷設と、鳥取駅前風紋広場に設置されている公共トイレの誘導システム改良で、それぞれ関係者と現地競技

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