□ 鳥取ジャーナル □ 第395号


鳥取県視障協発行(29.07)


ーー ライトハウス点字図書館に相談・支援センター(仮称)機能が ーー

 これまで、視覚障害者に対する相談・支援の機能が不足していたことを受けて、この度6月県議会に、このための予算1,600万円余の補正予算が上程されました。
 追い風となったのが、同じく6月議会に上程される予定の県版障害者差別解消条例、アイサポート条例の一つの目玉事業としてで、これまで不足していた視覚障害者への相談・支援機能の必要性に理解を示した知事の強い意向に端を発して実現したものです。
 具体的な内容の検討はこれからですが、センターをライトハウス内に置き、東部と中部にも一カ所ずつ出先の拠点と人員を配置し、単に相談窓口を設置するだけにとどまらず、積極的に視覚障害者宅まで出向いて、きめ細かく困りごとに対応することなどが想定されています。
 これにより、これまで西部に偏っていた感のある視覚障害者へのサービスのネットワーク化が図られるとともに、そのネットワークの目が細かくなることが期待されます。
 また、協会にとっても、会員の掘り起こしに大きく寄与することも期待されています。
 このことに関して、本会と県と点字図書館では、実際に視覚障害者の生の声を聞いたり、求められる機能や、東部や中部での拠点の設置場所などについての意見交換を行う機会を現在検討しています。
 正式に日時が決まり次第、情報を流しますので、その際には多くの方の積極的なご参加をお願いします。

ーー 第66回中国ブロック盲人福祉大会が広島県福山市で ーー

 66回目を数える中国ブロック盲人福祉大会が、9月16日(土)と17日(日)に、広島県視覚障害者団体連合会の主管で、福山市で開催されます。
 参加費が1,000円と交流会費が8,000円で、宿泊は本会で福山とうぶホテルを予定しています。
 各支部長さんから連絡がありますので、交通手段や詳細についてはお尋ね下さい。
 他県との交流、意見交換や収集、色々な意味での勉強にもなります。
 是非多くのご参加をお願いします。

ーー 点字JBニュース購読にご協力を ーー

 月曜日から金曜日まで、毎日郵送でお届けしている点字JBニュース。最盛期には50名近く購読していただいていましたが、現在は20数名に減少しています。
 これは日盲連発の視覚障害者関連のニュースと、一般のニュースの約10本程を点字で、また希望の弱視の方へは墨字とのセットで、毎日お送りしているもので、巻末には県内のお悔やみの情報も載せています。
 担当の山本職員には、合間には本会の事務的作業も手伝ってもらっていることもあり、その意味でも貴重な事業です。
 点字の方には誤解しやすい耳からの聞き流しの情報としてよりも、文字としての正しい情報として、また墨字の方でもお読みいただけますので、是非一人でも多くの方のご購読を宜しくお願いします。
 購読料は年間3,000円です。お問い合わせ・お申し込みは、事務局か市川までお寄せ下さい。

<先月(6月)のあゆみ>
6月 2日(金)  東部支部女性部会は、午前サザンカ会館で料理講習、午後はさわやか会館集合で歩行訓練。
6月 4日(日)  鳥取県鍼灸マッサージ師会は、倉吉体育文化会館で定時社員総会。
6月10日(土)  保険鍼灸マッサージ師会西部支部は、午後6時から米子市公会堂で総会。
6月11日(日)  東部支部は、対翠閣でいなばライオンズクラブ・アイメート奉仕団とのカラオケ交流会。
6月13日(火)  県身障協会は午後上井公民館で定時評議員会。
6月14日(水)  県障害者スポーツ協会は、午後県庁で理事会。
6月16日(金)  倉吉未来中心での同行援護従事者講習で、午前会長講演。
6月18日(日)  西部支部は、身障センターでゲームフェスタ2017。
6月19日(月)  西部支部女性部会は米子市身障センターで体操教室。
6月22日(木)  中部支部は、支部交流会で童館、大江牧場へ。

<今後の予定(7・8月)>
7月 2日(日)  ホテルセントパレス倉吉で、県視障協理事・役員会及び、鍼灸マッサージ師会との共催で、森岡勝止氏黄綬褒章受章祝賀会。
7月 9日(日)  県保険鍼灸マッサージ師会は、倉吉体育文化会館で研修会と総会。
7月16日(日)  三療部会は、東山体育館で、皆生トライアスロン選手へのケア活動。
7月31日(月)  西部支部女性部会は身障センターで「水回りの掃除テクニック」講習会。
8月 6日(日)  倉吉体育文化会館で、県主催による視覚障害者相談・支援センターに関する意見交換会。
9月10日(日)  三療部会は、米子市ふれあいの里で米子市老人倶楽部を対象とした治療奉仕活動。
9月16日(土)  福山市で翌17日にかけて中国ブロック盲人福祉大会。

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