□ 鳥取ジャーナル □ 第396号


鳥取県視障協発行(29.08)


ーー ライトハウス点字図書館の相談・支援センター機能設置に関する意見交換会 ーー

 先月号でも流しましたが、6月の県議会の補正予算で、ライトハウス点字図書館に相談・支援センター(仮称)機能を整備するための手始めの予算、1,600万円が可決成立して本決まりとなりました。
 このことについて、求められる機能や東部、中部での設置の場所、今後の展開の方向性などについて話し合う県障がい福祉課主催の意見交換会が8月6日の日曜日に、倉吉体育文化会館で、午前10時30分から開催されます。
 今後の県内の視覚障害者にとって重要な事業となりますので、一人でも多くの当事者に参加していただいて、有意義な意見交換会となりますよう期待しています。
 参加申し込みは各支部長までお申し込み下さい。

ーー 第37回全日本トライアスロン皆生大会でケア活動を実施 ーー

 本会三療部会と公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会の有志16名が参加協力して、7月16日に皆生を中心に開催された全日本トライアスロン皆生大会で、競技後の選手へのケア活動を行った。
 毎年のことながら、暑さの厳しい中、1000名を越える選手が参加した大会で、はりとマッサージを63名の選手へ、16名の施術者がケアを行った。
 このケア活動、即席で学生などが行う大会とは異なり、プロが行うとあって、そのことでも人気がある。
 また来年も是非参加を、楽になったなど、あちこちで声が交錯していた。

ーー 森岡勝止氏の黄綬褒章受章祝賀会を開催 ーー

 7月2日の理事・役員会の終了後、午後12時30分からホテルセントパレス倉吉2階の'チェルシー’で、この度の春の褒賞で、黄綬褒章を受章された森岡勝止さんの受章祝賀会を、公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催で開催した。
 理事・役員と午後から参加の両会の会員を加えて総勢58名が参集した。
 定刻に始まり、盛田副会長の開会の辞に次いで発起人の会長の挨拶、門脇事務局長の経過報告、本会の板垣相談役と鍼灸マッサージ師会の山根代表理事の祝辞、その後記念品が贈呈された後で、森岡夫妻それぞれの謝辞へと進行した。
 鍼灸マッサージ師会の國岡理事の乾杯の音頭で会食が始まり、和やかな雰囲気の中で会話も弾み、頃合いに参加者にマイクがリレーされて、それぞれ思い思いの祝いのメッセージを送った。
 午後2時30分に門木副会長の閉会の辞をもって、和やかな内に祝賀会を終了した。

ーー 第3回の理事・役員会を開催 ーー

 本年度第3回目の理事・役員会を、7月2日の日曜日に、ホテルセントパレス倉吉で午前10時から開催した。
 冒頭に、役員改選後の初の理事・役員会でもあり、新任の森下、細田理事と、原員外監事に挨拶に続いて、会長の議長で議事に入った。
1.近況報告について
 定時総会後の動きについて、徳島での全国大会、あんまマッサージ指圧師養成学校からの提訴への対応として、署名活動や募金への協力依頼、あんまマッサージ鍼師灸師免許保有証の受付が始まったことなどを報告するとともに、点字JBニュースの購読呼びかけなどを会長が行った。
2.入退会者の確認について
 各支部よりないことが報告された。
3.業務執行理事、各部事業報告について
 新年度に入ってからの事業について、公益、各支部、女性部・三療、青年・スポーツそれぞれの業務執行理事から、順調に事業を行っている旨の報告があり、その後に各部会長から補足の報告が行われた。
4.本年度事業について
 今後の各部会の事業予定が報告された。
5.文化祭について
 10月29日に鳥取市のさわやか会館で、補装具・日常生活用具の研修会を行政の窓口担当者らにも参加を呼びかけて開催することとした。また、恒例のカラオケ大会も、各支部5名ずつの参加で行う事とした。
6.第66回中国ブロック盲人福祉大会について
 9月16日と17日に広島県福山市で開催される大会の概要を説明し、会員に参加を呼びかけて行くことを申し合わせたが、今のところの予定では、マイクロバスで、鳥取から倉吉、米子を経由して福山に行く案を検討していることも合わせて報告された。また、カラオケ出場者の確認、オセロ大会への出場者を期日までに決めることなども合わせて確認した。
7.ライトハウス点字図書館の機能強化への対応について
 6月の県の補正予算で、視覚障害者への相談・支援センター化の予算が決まったことで、そのことに関しての、東部と中部における設置場所、想定される機能などについて意見交換を行った。
8.定時総会での意見に対する対応について
 概ね県への要望活動の項目に盛り込んだことが報告されたが、その他として、多目的トイレに盲導犬可のステッカーを貼付することの可否について、スポーツ後援会の今後のあり方などが話し合われた。
 以上で議事を終了し、11時50分に閉会した。

ーー あはき免許保有証の申請受付を行っています ーー

 あはきの免許をお持ちの方は、十分にご承知と思いますが、今年度もあはき免許保有証の申請受付が、7月1日から8月31日までの間行われています。
 まだお持ちでない方、これまで様子見をしておられた方もこの際是非取得されますようお勧めします。
 申し込み書類への書き込みなどは、事務局で代筆してもらいますので、その点のご心配はいりません。
 お問い合わせは仲村三療部長か市川、あるいは門脇事務局長までお願いします。
 なお、申請に必要なものは、
@身分証明書のコピー(身障手帳でも可。A4サイズ)
Aあはき免許のコピー(A4サイズ)
※裏面にも記載がある場合は、必ず両面をコピー。
B住民票原本
※本籍が記載され、6か月以内に発行されたもの
※マイナンバーが記載されていないもの
C保有証郵送用の392円切手を貼った長型3号の封筒
※直接こちらで受け取る場合は不用
Dパスポートサイズの写真2枚
E手数料2,000円
 なお、これまであった例として、財団に登録されている住所が、現在の住所地と異なる方がありました。この場合は、申請より先に東洋両方研修試験財団に登録されている住所を変更してからでないと保有証の申請ができません。
 この点にはご注意下さい。
 以上ご検討下さい。

<先月(7月)のあゆみ>
7月 2日(日)  ホテルセントパレス倉吉で、県視障協理事・役員会及び、鍼灸マッサージ師会との共催で、森岡勝止氏黄綬褒章受章祝賀会。
7月 9日(日)  県保険鍼灸マッサージ師会は、倉吉体育文化会館で研修会・総会・懇親会。
7月16日(日)  三療部会は、公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催で、東山体育館において皆生トライアスロン選手へのケア活動。
7月31日(月)  西部支部女性部会は身障センターで「水回りの掃除テクニック」講習会。

<今後の予定(8・10月)>
8月 6日(日)  倉吉体育文化会館で午前10時30分から、県障がい福祉課主催による視覚障害者相談・支援センター整備に関する意見交換会。
8月 7日(月)  県庁において県関係部署への要望活動。
8月10日(木)  午後セントパレス倉吉で県障害者施策推進協議会。
8月26日(土)  27日の両日、鹿児島県で第63回全国盲青年研修大会。
9月 5日(火)  7日までの三日間、群馬県で第63回全国盲女性研修大会。
9月10日(日)  三療部会は、公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催で、米子市ふれあいの里で米子市老人倶楽部を対象とした治療奉仕活動。
9月16日(土)  17日の両日、福山市で第66回中国ブロック盲人福祉大会。
10月 8日(日)  西部支部は山陰ジオパーク方面へ支部交流会。
10月29日(日)  鳥取市のさわやか会館で本会文化祭。

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