□ 鳥取ジャーナル第403号 □


鳥取県視障協発行(30.03)


ーー 國岡昭太郎さんの厚生労働大臣表彰受賞祝賀会を開催 ーー

 寒さもほどほどの2月25日の日曜日、倉吉シティホテル1階の'クイーンズパーク’を会場に、午後12時30分より、本会と公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催により國岡昭太郎さんの厚生労働大臣表彰受賞の祝賀会を開催した。
 昨年11月5日に、東京で開催されたあはき等法制定70年を祝う集いの席上、全国の功労者80余名とともに、本県から國岡氏が表彰を受けたことを受けて、両会が発起人となり呼びかけたもので、付き添いを含む43名が参集した。
 鍼灸マッサージ師会の山下総務部長の司会進行で始まり、山根和由代表理事と視障協会長の祝辞の後、國岡昭太郎さんが淡々と謝辞を述べられた。次いで板垣成行さんの乾杯の音頭で全員で祝意を表し、会食に入った。
 その後は、会食をしながら参加者それぞれが祝いのメッセージを順送りにし、それに國岡さんも答えつつ、和やかなうちに時間が流れ、最後に、鍼灸マッサージ師会の森下理事が國岡氏のご健勝と更なるご活躍と、参加者のご多幸を願い、万歳三唱の音頭をとり、午後2時20分に閉会した。

ーー 第5回理事・役員会を開催 ーー

 本年度第5回目となる理事・役員会を、好天となった2月25日の日曜日に、倉吉市のシティホテル4階のローズマリーで午前10時から開催した。
 都合で理事1名の欠席はあったが、原、松岡の両監事を始め、板垣相談役にもご出席いただくとともに、この度の支援センター設置において、拠点の西部で情報支援員として、新規採用となった赤星亨(あかほし とおる)氏にも出席してもらい、理事とも初顔合わせの機会となった。
 冒頭会長の挨拶、赤星氏の紹介に続いて会長の議事進行で議題の審議へと移った。
 主な議題は、
1.近況報告について
 2月4日に福山で開かれた中国ブロック代表者協議会の内容を中心に、出席した会長、三療、女性、青年の各部長が報告を行った。 
2.入退会者の確認について
 中部、西部からは特になかったが、東部からは高齢による退会者3名の報告があった。
3.平成29年度業務執行理事、各部事業報告並びに決算報告(中間)について
 会長から公益事業全般について、またその他2名の業務執行理事から担当について報告をした後、各部長が補足を、総務部長が会務報告、事務局長が決算の中間報告を行い、特に質問はなく承認された。
4.平成30年度事業計画案並びに予算案の承認について
 会長から、特に新規事業は考えていないが、支援センターの充実に協力して行くとの全般的な説明を行った後、決まっている行事予定などを説明するとともに、各部長が補足を行って承認し、その後事務局長から予算案が説明されて、特に異議なく承認された。
5.第71回全国盲人福祉大会(東京)について
 現在付き添いを含め13名の参加が出ているが、追加も可能なのでと呼びかけるとともに、提出議題も、あれば申し出て欲しい旨を図った。
6.次年度県関係部署への要望活動について
 各理事に事前に送付していた昨年度の要望とそれに対する回答をもとに、次年度の要望活動の内容を示し、精査後次回理事会で決定することとした。
7.今後の事業日程について
 理事会を5月12日、総会を5月27日に、各部では、女性部が役員会を3月14日、総会と合同訓練を4月18日に、三療部は3月25日に役員会、総会と研修会を4月15日、青年部が役員会を3月25日、総会を4月29日に行うことがそれぞれ報告された。
8.支援センター(仮称)の現状について
 門脇事務局長から、西部の拠点の整備が進み、現在階段をスロープ化する工事が進行中、また、東部では盲学校内に、中部ではパープルビルの1室にハード面での整備が進行中、そして東部と中部の非常勤職員の採用も行って、4月1日からの稼働を予定している旨が報告された。
 また、西部でのオープンイベントが3月26日に知事が来訪されて予定されているので、それへの参加と盛り上げにも協力をと呼びかけた。
9.その他
○3月16日、鳥取盲学校との共催による鳥取駅周辺での点字ブロックの日のイベントへの参加協力
○収益事業の自販機の今後の運営について
○ヘルプマークについて
 以上で審議を終了し、森下総務部長が12時に終了を宣した。

ーー 支援センターの現状について ーー

 今年度の補正予算で設置されることになった支援センターですが、名称や開設時期が決まるとともに、正職員1名と非常勤職員2名の職員も採用されました。
 まず名称ですが、拠点のライトハウス内が鳥取県視覚障がい者支援センター、東部と中部がそれぞれ鳥取県視覚障害者東部支援センター、中部支援センターと決まりました。
 これで、ようやく仮称が取れました。
 次に職員ですが、先行して西部で正職員の採用試験を1月に行い、赤星亨(あかほし とおる)氏が2月から採用され、現在開設準備にあたっています。
 東部と中部では2月に採用試験を行い、2名の女性が内定しています。
 次に開設の時期ですが、県との協議により3月26日に知事が来られ、記念のイベントがライトハウスで11時50分から行われる予定となっています。あくまで知事の日程によりますので、もしかすると変更の可能性もありますが、確認後お近くの方はお出かけ下さい。
 また、東部と中部については、4月1日から稼働の見込みです。
 今後、担ってもらう使命はたくさんありますが、まずは本会との連携を密にとりながら、枠を越えた頼りとなる支援センターと成長していくことを強く願い、みなさんのご協力と引き続きのアドバイスを宜しくお願いします。

<先月(2月)のあゆみ>
 2月 4日(日)  広島県福山市で中国ブロック代表者協議会。ヘルパーを含め6名が参加。
 2月16日(金)  午後米子市役所で障がい者計画等策定委員会。
 2月20日(火)  午後米子市役所で米子市交通バリアフリー推進協議会。
 2月25日(日)  倉吉シティホテルで本会第5回理事・役員会。午後には鍼灸マッサージ師会との共催による國岡昭太郎氏の厚生労働大臣表彰受賞祝賀会。
 2月27日(火)  午後ライトハウスで声の友編集委員会。

<今後の予定(3月〜5月)>
 3月 4日(日)  東部、中部、西部の各支部は、さわやか会館、倉吉体育文化会館、米子市身障センターで年度末役員会。
 3月 5日(月)  西部支部女性部は10時から米子市身障センターで部会支部総会。
 3月14日(水)  女性部会は倉吉体育文化会館で役員会。
 3月16日(金)  午後鳥取駅周辺で点字ブロックの日記念イベント。
  3月25日(日)  ライトハウスで三療部会が午前に、午後には青年部会が役員会。
 3月26日(月)  翌27日にかけて、東京で日盲連の評議員会とあはき協議会の委員会。
 4月 1日(日)  東部、中部、西部の各支部はさわやか会館、倉吉体育文化会館、米子市身障センターで支部総会。
 4月 8日(日)  県保健鍼灸マッサージ師会は米子コンベンションセンターで役員会と研修会。
 4月15日(日)  三療部会はライトハウスで総会と第1回研修会。
 4月18日(水)  女性部会は倉吉体育文化会館で総会と合同訓練。
 4月29日(日)  青年部会は米子コンベンションセンターで総会と役員研修会。
 5月12日(土)  第6回理事・役員会(場所未定)
 5月19日(土)  翌20日にかけて山口県下関市で中国ブロックグラウンドソフトボール大会(本県は出場せず)。
 5月27日(日)  平成30年度定時総会(倉吉交流プラザ)

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