□ 鳥取ジャーナル第459号 □


鳥取県視障協発行(R04.11)


ーー 令和4年度の文化祭を開催 −−

 10月30日の日曜日に、米子市の心身障害者福祉センターを会場に、コロナの感染防止に気をつかいながら、令和4年度の文化祭を開催した。
 カラオケは行わず、文化講演会のみの開催として、ベトナム出身で倉吉在住の国際交流員、臼田アンさんをお招きし、「ベトナムから見た日本、そして鳥取県」の演題でお話ししていただいた。
 先月10月に久しぶりに帰国された際、今日の準備にとベトナムで購入された点字盤も見せていただいた。
 ベトナムの歩んできた歴史的なこと、経済や国民性などに触れて、また日本に来て言葉が全く分からなくて苦労されたことなどをうかがったが、日本も鳥取県も、また日本食も大好きとのことだった。
会場の後片付けにまでお手伝いをいただいて、ベトナムの人の勤勉で真面目な国民性の一端を感じた。
 講演していただいたことに感謝を申し上げますとともに、これからのアンさんのご多幸をお祈りします。

ーー 労災保険特別加入の事前受付・お問合せのご案内 ーー

令和4年4月1日から、あんまマッサージ指圧、鍼灸の単独の一人自営業者も労災保険への特別加入ができるようになりましたが、日視連でも団体を設立して受付をするとのことです。
 労災保険に特別加入することにより、仕事中や通勤中のケガ、病気、障害または死亡等をした場合、補償を受けられます。
 下記を参照いただいて、関心をお持ちの方は連絡をお取り下さい。
 日本視覚障害者団体連合、日本あん摩マッサージ指圧師会、日本鍼灸師会は
令和4年12月1日より、労災保険特別加入制度による保険の運用を開始する。
本制度の利用には、3団体が設立する団体「日本あはき師厚生会」への加入が必要。
労災保険特別加入の概要は次のとおり。
対象は、あはきの施術所を経営する従業員のいない個人事業主。
初回費用は、入会金+会費(手数料)+保険料。2年目以降は、
会費(手数料) +保険料、年度末までの1年分を一括してお支払いいただく。
入会金は、3団体会員1000円、非会員5000円。
会費は、3団体会員400円(月額)、非会員600円(月額)。
事前受付開始日は、令和4年11月7日(月)。
受付時間は、平日9時〜17時。受付の際に加入団体名を伝える。
労災保険特別加入の事前受付・問い合わせは「日本あはき師厚生会」
(電話03−5944−9010、FAX03−5944−9020)まで。

ーー サウンドテーブルテニス交流会のご案内 ーー

皆さまへ    

(公 社) 鳥取県視覚障害者福祉協会
スポーツ部長  山根直之

 今年度のサウンドテーブルテニス交流会を下記のとおり実施いたしますので、多数ご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。    
 なお、サウンドテーブルテニスを知っていただく良い機会でもありますので、ご家族、知人等もお誘いいただければ幸いです。    


1 日時  令和4年12月11日(日) 9時30分〜11時30分    
2 会場  米子市心身障害者福祉センター          (電話 0859−32−9001)
3 日程  9:30 開会    
9:40〜11:30  交流・練習    
11:30  解散    
4 申し込み締め切り日  令和4年12月4日(日)    
5 申し込み先  スポーツ部長山根直之までご連絡下さい。      
6 その他            
(1)運動が出来る服装、上靴持参でご参加 下さい。    
(2)マスク着用をお願いします。    
(3)当日体調がすぐれない方は参加をご遠慮下さい。    

<以下、まだ呼びかけ期間ですので再掲載します>

ーー 「ギャラリーコンパ 鳥取県立博物館2022」参加者募集のご案内 −−

 鳥取大学の石田先生という方から視覚障害者と一緒に楽しむ美術鑑賞の会のお誘いを受けました。
 11月26日の土曜日で会場は鳥取市の県立博物館です。
 定員が3名ということですが、下記の要綱をご覧いただいて、直接でもいいですし、市川までご連絡をいただければ申し込みをします。
 ここから開催要綱です。
1 イベントの内容:
目の見える・見えないという互いの個性を活かしあって行うアート共同鑑賞ワークショップ「ギャラリーコンパ」というイベントが開催されます。
今回は、鳥取県立博物館開館50周年記念企画展「すべてみせます!収蔵庫の資料たち」のアート作品を共に鑑賞します。
視覚を超えたアート共同鑑賞を、ぜひ一緒に体感しませんか?
なお、「ギャラリーコンパ」とは、美術館に視覚障がい者と晴眼者が共に行って、対話を通して視覚芸術とも呼ばれるアート作品を一緒に味わう鑑賞ワークショップである。
2 主催:鳥取大学 地域価値創造研究教育機構 
3 会場:鳥取県立博物館第3展示室・2階会議室
    「鳥取県立博物館50周年記念企画展2022」の美術展示室を鑑賞
4 日時:11月26日(土曜) 当日集合時間 11時30 分受付開始‐11 時50分 
開催時間:12時‐14時
5 募集定員: 12名(視覚障がい者の方3名/晴眼者の方9名) 
※事前予約制(申込多数の場合には先着順で決定)
6 参加対象:中学生以上の方、どなたでも(当日、体調不良の方はご遠慮ください)
7 参加費無料
8 申込先: メール: is@tottori-u.ac.jp
1.  名前 A 年齢 B 障害の有無 C 博物館での駐車場使用の有無
D 電話番号およびメールアドレス
 以上5つを記し、メールにて鳥取大学・石田陽介まで(電話 090 5931 7441 )
9 申込〆切日:11月17日(木)ただし応募者多数の場合は先着順とします。??

ーー 視覚障がい者とともに楽しむ朗読会開催のご案内 ーー

 本会も協力団体としていますが、本来なら3月に開催予定でした朗読会が改めて11月27日に開催されることになりました。
 以下が要綱案です。
開催要項(案)
1.開催趣旨
 2021年3月、「鳥取県視覚障がい者等の読書環境の整備の推進に関する計画」が策定されるなど障害種別を問わず読書バリアフリーへの関心が高まっている。
 一方、対面朗読など公共図書館における視覚障がい者等へのサービスについては、利用が少ない状況であり、視覚障がい者等へのアプローチが課題となっている。
 公共図書館を会場とした朗読会を開催することにより、視覚障がい者を公共図書館へ呼び込む機会とし、また、広くボランティア等地域住民に参加を促し、視覚障がい者との交流の機会とする。併せて、公共図書館及び点字図書館における読書バリアフリーに係る取り組みについて紹介する機会とする。
2.催し名称
 「視覚障がい者とともに楽しむ朗読会 〜読む 聴く 読書の多様なかたち〜」
3.開催日時
 2022年11月27日(日) 14時00分〜15時30分(開場は13時30分予定)
4.会場
 米子市立図書館多目的研修室
5.定員  50名(入場無料・要事前申込)
6.主催
  社会福祉法人鳥取県ライトハウス点字図書館
7.共催
  米子市立図書館
8.協力
  公益社団法人鳥取県視覚障害者福祉協会
9.出演者(予定)
 ・「結(むすび)の会」
  語り 中村 緑(フリーアナウンサー)
  三味線 菊詔[きくつぐ] 陽子
  演出 木山 麗
・大田 祐樹[ゆうき](山陰放送アナウンサー)
・木野村 尚子 (山陰放送アナウンサー) ※敬称略
10.朗読作品(予定)
 ・藤沢周平『日暮れ竹河岸』(文春文庫)より「明烏」[あけがらす]
 ・豊島与志雄『豊島与志雄童話集』より「キンショキショキ」
 ・『光村ライブラリー 中学校編 第5巻』(光村図書)より谷川俊太郎「朝のリレー」 他
11.参加申込
 参加希望者は、電話・ファクシミリ・Eメールいずれかの方法で【申込・問合せ先】まで[お名前]と[連絡先(電話番号・メールアドレス)]を知らせ、申し込みを行う。また、視覚障がい等により参加に配慮が必要な方は申込時にその旨知らせること。 
12.申込・問合せ先
  社会福祉法人鳥取県ライトハウス点字図書館
電 話:0859-22-7655 ファクシミリ:0859-22-7688
Eメール:toriten2@tottori-lighthouse.or.jp
13.その他
 新型コロナウイルス感染症の状況により催しを中止にする場合あり(中止の場合、参加申込者に個別に連絡を取り周知)。

<先月のあゆみ>(10月)
10月 2日(日)  東部支部はドイツの森で歩行訓練を兼ねて、西部支部は倉吉白壁土蔵群他で支部交流会。
10月30日(日)  恒例の文化祭を米子市心身障害者福祉センターで開催。

<今後の予定(11月〜)>
11月 8日(火)  午前、県立図書館大研修室で県関係部署への要望活動。
11月13日(日)  中部支部女性部は倉吉体育文化会館で午前、健康生活・災害時の食事作りについての講演会。
11月24日(木)  中部支部は倉吉体育文化会館で午前、災害時の日頃の備えについての講演会。
12月11日(日)  米子市身障センターで午前サウンドテーブルテニス交流会。
12月18日(日)  視障協は倉吉体育文化会館で理事・役員会を予定。

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