□ 鳥取ジャーナル第461号 □


鳥取県視障協発行(R05.01)


ーー 令和5年の年が明けました −−

 寒さは厳しいながらも雪もなく、みなさんも健やかに新年をお迎えのことと思います。
 令和5年の新春、明けましておめでとうございます。
 引き続くコロナ禍も4年を経過し慣れ感も感じますが、まだまだ日々たくさんの患者が出ています。
 ウクライナも冬を迎えても戦火は続いていますし、日本の周辺でもきな臭さが高まってもいます。
 先行き、この世界がどうなっていくのかを考えるとバラ色をイメージすることは全くできませんが、何とか世界のリーダー達に英知を集めて打開して欲しいものです。
 どこまで続くのか混沌の時代ですが、この令和5年が少しでも光明の見いだせる年であるよう、私たち一庶民としては願うほかはありません。

ーー 令和4年度第3回理事会を開催 −−

12月18日の日曜日、倉吉体育文化会館において、定刻の10時30分に、出席者全員が席に着き、森下理事が開会を宣し、本理事会が定款第30条の規程に定める定足数を満たしており、適法に成立した旨を告げ、次の議案の審議に入った。
(1)第1号議案:近況報告について(報告事項)
 会長から、
○9月に中国ブロック福祉大会(広島市大会)が行われた。人数は少なかったが、盛会に行われた。
○10月24日に県行政監察・法人指導課の立ち入り調査があった。その結果については後の議題にのせているので、審議していただきたいと思う。
○11月8日に県関係部署への要望活動をおこなった。今年は、時間を短くして障がい福祉課と意見交換をおこなった。要望書を出しているので、回答がくれば皆さんに回答結果を提供したい。
 以上の報告に対し意見・質問はなかった。
(2)第2号議案:入退会者の承認について(審議事項)
〇各支部長から次のとおり報告があった。
・東部支部退会入川氏(米子市へ転出退会)12月18日
・中部支部退会根鈴氏(死亡退会)10月22日
・西部支部退会永井氏10月、野間氏令和4年度末
 以上の報告に対し質問・意見はなかったので、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認された。
(3)第3号議案:会長及び業務執行理事報告並びに各部事業経過報告について(審議事項)
○会長から、公益事業について、同行援護、日常生活用具、訓練事業、JBニュースとも、新型コロナの中、着実に行われている。ただ、同行援護については従事するヘルパーが少なくなり、利用回数等の制限を行わざるを得なくなってきている。今年度から、ヘルパーの従事者講習会が行われているので、来年1月ごろには利用回数等の制限が、少し緩和できるのではないかと思っている。
○盛田業務執行理事からは、支部研修会を含め予定通り事業が行われたが、一部新型コロナで中止になったとの報告があった。
○門木業務執行理事から、文化際は予定どおり開催されたが、三療部の治療奉仕活動は新型コロナの影響で中止となった。研修会は予定通り行われた。
○橋谷理事からは、担当する補装具、日常生活用具の取り扱いについて、順調に取り扱っていると、品目を紹介しながら報告があった。
○山根理事から、スポーツ部はサウンドテーブルテニスが引き続き練習活動を継続している、また先週の日曜日サウンドテーブルテニス交流会を実施したとの経過報告があった。。
 以上の報告に対し質問・意見はなかったので、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認された。
(4)第4号議案:県新規事業について(報告事項)
@鳥取県視覚障がい者向けICT機器購入費補助金事業
 会長から、視覚障害者向け機器購入費として500万円(事務費を引いた470万円)の予算がある。日常生活用具が対象でない3級以下の人、パソコンや地域によってはスマホが対象ではない人に対して、基準額の2分の1が補助となる。事務的手続きは支援センターで支援してもらえるので、利用していただきたい。
A同行援護従業者確保推進事業について
 事務局長から、同行援護利用制限や新規利用を受けてくれないなど同行援護が利用しづらくくなっている。特に中部が利用しづらくなっている。それを解消するために、今年度県のほうで一般課程の養成研修を東・中・西部で行うことになり、東・中部はニチイ学館が9・10月に開催、西部は点字図書館が12・2月に行います。今年度は東部10人程度中部15人程度西部30人(高校生を含む)が同行援護ヘルパーの資格を取られると思う。今後の課題として、一般課程の養成研修が継続することと事業者が有資格者を受け入れてくれるかである。点字図書館も県のほうと意見交換しながら有資格者が事業所での受け入れができるようにしていきたい。また視障協でも利用制限がないようにしたい。
 以上の報告に対し質問・意見はなかった。
(5)第5号議案:県行政監察・法人指導課による立入検査について(報告事項)
 事務局長から、3年に1回の県行政監察・法人指導課の立ち入り調査があり、その時に以下の項目の指摘を受けた。その後今後の改善策について別紙のとおり県行政監察・法人指導課に回答した。
・会計処理規程・文書処理規程・副会長1名欠員・社員総会の招集の決定
・役員報酬規程の変更届
 以上の説明・報告に対し質問・意見はなかった。
(6)第6号議案欠員副会長の選定について(決議事項)
 会長から、副会長欠員の件で、定款に定めてあるとおり副会長1名を追加選定する旨の提案があった。
 盛田副会長から、山根理事を推薦する旨の発言があり、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認され、山根理事も快く承諾した。
(7)第7号議案公益社団法人鳥取県視覚障害者福祉協会会計処理規程の全面改正について(決議事項)
 事務局長から、県行政監察・法人指導課の指摘を受けて今の事務処理に合わせて会計処理規程を少し簡素化する形で全面的に改正した。
 以上の説明・提案に対し質問・意見はなかったので、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認された。
(8)第8号議案公益社団法人鳥取県視覚障害者福祉協会文書処理規程の一部改正について(決議事項)
 事務局長から、県行政監察・法人指導課の指摘を受けて文書処理規程の一部を改正した。
以上の説明・提案に対し質問・意見はなかったので、賛否を諮ったところ全員の拍手で承認された。
(9)第9号議案今後の事業と日程について(報告事項)
@年度末役員会、年度始め総会等日程
3月5日(日)年度末理事会、5月7日(日)決算理事会、
5月28日(日)定時総会(西部)、
2月26日(日)東・西部支部役員会、3月5日(日)中部支部役員会4月2日(日)各支部総会
1月11日(水)女性部役員会、1月25日(水)女性部総会
3月19日(日)三療部役員会、4月16日(日)三療部総会
A第76回全国視覚障害者福祉大会(奈良大会)は5月21日、5月22日に会場参加とオンライン参加の併用で実施予定
第71回中国ブロック視覚障害者福祉大会(岡山市)9月9日(土)・9月10日(日)
 以上の報告に対し質問・意見はなかった。
(10)第10号議案各種連絡事項について(報告事項)
 事務局長から、会計の関係では
・同行援護利用者が少ないということで、今年度も赤字が出ているので、本部会計から補填しているが、本部会計も黒字というわけではないが、各支部の事業も終わってきているようなので、これだけは本部に振り替えてもいいと思われましたら、その金額を本部会計に振り込んでいただきたい。
・厚生部の会計につきましては若干の黒字となっている。
・訓練事業につきましてはコロナ中ではありますが、各支部で事業を行っていますので会計的にも問題はなし。また、JBニュースについても問題なし。
・自販機については少しづつ売り上げが上がってきているので、今年度は少し黒字が見込まれる。
 以上の報告に対し質問・意見はなかった。
(11)第11号議案その他
なし
 以上をもって議案の全ての審議及び報告が終了したので、12時に森下理事が閉会を宣し、解散した。


<先月のあゆみ(12月)>
12月11日(日)  米子市身障センターで午前サウンドテーブルテニス交流会。
12月18日(日)  本会は倉吉体育文化会館で理事・役員会。

<今後の予定(1月〜)>
 1月15日(日)  西部支部は市内旧商店街での歩行訓練と昼食会。
 1月11日(水)  女性部会は倉吉体育文化会館で役員会。
 1月25日(水)  女性部会は倉吉体育文化会館で総会。
 2月 5日(日)  広島市で中国ブロック代表者協議会。

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