□ 鳥取ジャーナル第469号 □


鳥取県視障協発行(R05.09)


ーー コード化点字ブロックが鳥取市にも ーー

 このコード化点字ブロックは、今年3月にライトハウスの敷地と施設内に設備されたことは既にお知らせしていますが、このほど鳥取駅内から支援センターのあるさざんか会館までの区間約40カ所に11月をめどに整備されることになりました。
 このことにより、警告ブロックに取り付けられたコードにスマホのカメラをかざすことで、その場所での案内情報を文字・音声でスマホから受け取ることができるようになります。
 8月28日の月曜日午後1時から約2時間ほどかけて、鳥取駅南からさざんか会館・さわやか会館にむけてコード化点字ブロックをほとんどの警告ブロックの所にたいし、どのような言葉がその周辺や目的地がわかるのか、アプリの会社や鳥取県の米澤係長、東部視覚障がい者支援センター、東部視覚障害者福祉協会、見えにくい人を考える会の人達とで現地を歩いて検討会がもたれました。
 携わった皆さんには暑い中をご苦労様でした。
 11月末までには設置したいとのことですので、鳥取市の方はご期待下さい。
 完成した後には、歩行訓練として体験会を開きたいと思ってますので、その時にはご協力をお願いします。
 その際には、下記にコード化点字ブロックのアプリのダウンロード先を記しておきますので、アップロード先よりダウンロードしておいてください。
 Walk & Mobile on the App?Store
https://apps.apple.com/app/id1535368125

ーー 台風や大雨にご注意を −−

 昨今の異常気象で台風も大型化していますし、線状降水帯の発生による集中豪雨も増えるとともに、街中でも内水氾濫もあるかも知れません。
 先日もお盆の時期に台風7号により県内でも東部や中部で被害が出ました。
 幸い会員からの被害報告はありませんでしたが、今後も頻繁にあることが想定されますので、くれぐれも気を付けましょう。
 視覚障碍者の避難には困難が伴いますし、避難先の対応にも不安があるのが現状ですが、リスクのある地域にお住いの方は、早めに身を守ることにとりあえず主眼を置いて行動しましょう。
 なお、日視連には災害見舞金規程があり、死亡、家屋の全壊、または全焼、重傷、家屋の半壊、または半焼、床上浸水、家財道具の破損などが対象となっています。
 保険ではありませんので、額は極々僅かですが、対象となるケースがありましたらご連絡下さい。

<先月のあゆみ(8月)>
 8月 6日(日)  倉吉体育文化会館で本会理事・役員会。
 8月27日(日)  西部支部は午前米子駅周辺で弱視者向けの歩行訓練。

<今後の予定(9月〜)>
 9月 9日(土)  岡山市で第71回中国ブロック視覚障害者福祉大会〜10日(日)。
 9月25日(月)  午前10時から11時30分まで、米子駅周辺で西部支部の歩行訓練。
10月 1日(日)  東部支部は出雲大社参詣と歩行訓練。
10月15日(日)  西部支部は支部交流会で倉吉、三朝方面へ。
10月29日(日)  鳥取市さわやか会館で本会文化祭。

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