□ 鳥取ジャーナル第483号 □
鳥取県視障協発行(R06.11)
恒例の文化祭を開催 −−
毎年10月末頃に県内を持ち回りで開催している文化祭を、本年度は中部支部の担当で、10月27日の日曜日に、倉吉市の伯耆しあわせの郷で開催、会員やボランティアを含めて約60名が参加した。
午前は元NHKのアナウンサーで鹿野町にお住まいの藤澤武さんをお招きして、'放送こぼれ話’の演題で、アナウンサー時代の相撲放送、高校野球放送など、思い出話をユーモラスを交えながらお話いただいた。
昼食を挟んで午後には、蒜山を中心に活動しておられる音楽ユニット、3名のヴォーカルグループのフリーダムをお招きし、オリジナル曲などの歌と演奏を披露していただいた。
合わせて別室で福祉機器の中で、クローバーシリーズの拡大読書器のいくつかと、読み上げ対応のメガネに装着するタイプのエンジェルビジョングラスリーダーを展示し、関心のある方は使用体験を行った。
藤澤さんのお話にも、フリーダムの歌と演奏にも満足し、交流の場ともなり、楽しい一日を過ごした。
ーー 西部支部は恒例の年末の歩行訓練と食事会を予定 −−
ここ数年の企画として、西部支部では年末に歩行訓練を実施していますが、今年は新たに同行援護の資格を取得された方々と歩こうという企画をしています。
12月15日の午前10時に米子駅前に集合、周辺を歩きます。
終了後には希望者で食事会を行います。
食事会のみの参加はお断りで、通して参加する必要があります。
予約の関係もあることから、なるべく早めに事務局(35−4336)までお申し込み下さい。
ーー 音響式信号機の新設箇所について協議 −−
10月24日に県警交通規制課を交え、本会と見えにくい人を考える会、盲聾友の会で音響式信号機の新設箇所について協議が行われました。
県警から本年度の新設は1箇所とのことで、優先順位を付けて欲しいとのこと、そこで、本会からは鳥取市国道53号線鳥取市立体育館前交差点をと伝えていました。
別の候補として、米子南高近くの交差点、博愛病院前の交差点とが俎上に上がり、その結果、何とか予算を集め、有線順位として体育館前と米子南高の2台に設置できるよう検討する、博愛病院の所の盲聾のための振動式の要望については新たな技術なことから、今後の検討材料となった。
ーー セブン銀行ATM サービス機能拡充 ーー
株式会社セブン銀行は、目の不自由な方に向けたATMの音声ガイダンスサービスにおいて、従来の現金入出金や残高照会取引に加え、新型ATMで新たに電子マネーの現金チャージ機能を2024年10月1日(火)より利用開始した。
セブン銀行では、2007年よりATM全台で音声ガイダンスとインターホン操作による取引を提供している。現在、銀行、信用金庫、信用組合、証券会社など約500社の提携金融機関のお預入れ、お引出し、残高照会で利用でき、年間2万件以上の音声ガイダンス取引が利用されている。
今回のサービス拡充にあたっては、開発の初期段階より、視覚障がい者の方々との座談会やWebアンケート、コールセンターやコンタクトセンター等に寄せられる実際のお客さまの声をヒアリングし、パートナー企業である日本電気株式会社と一緒に、3つの観点(「操作性」「安心感」「習慣(慣れ)」)でサービスを磨きあげた。
詳細は https://www.sevenbank.co.jp/ を参照。
<先月のあゆみ(10月)>
10月27日(日) 倉吉伯耆しあわせの郷で本会文化祭。
<今後の予定(11月〜)>
11月 2日(土) 翌3日にかけて、湯田温泉において中国ブロック三療研修会。
11月10日(日) 西部支部は出雲方面へ交流会。
11月24日(日) 中部支部は倉吉体育文化会館で防災についての第3回研修会。
12月 1日(日) 倉吉体育文化会館で第3回の理事会。
12月15日(日) 西部支部は米子駅周辺で歩行訓練。
12月28日(土) 中部支部女性部は倉吉体育文化会館で生け花講習会。