公益社団法人
鳥取県視覚障害者福祉協会
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事業報告
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平成30年度事業報告
鳥取盲学校と共催で点字ブロックの日のイベントを開催
3月18日の'点字ブロックの日’を記念して、点字ブロックの重要性を訴えるとともに、合わせて視覚障がい者への理解を深めるためのイベントを、鳥取駅北口で開催した。
鳥取盲学校との共催で今回で4回目。
開式のセレモニーの後、盲学校の生徒や職員、本会会員にボランティア、支援センターの3名の職員、行政機関の道路管理者や障害福祉課の職員、それに県警の警察官にも参加いただいて、総勢約30名あまりが北口広場周辺と市内を行進する二手に分かれて、啓発用のチラシ入りティッシュを手渡すとともに、点字ブロックへの理解を訴えた。
昨年の悪天候とは打って変わった穏やかな天候で、300部用意したチラシを配布し、1時間あまりでイベントを終えた。
ご協力いただいた関係者の方々に感謝申し上げます。
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本年度第4回理事・役員会を開催
春めいて好天となった2月24日の日曜日、倉吉市の視覚障がい者支援センターを会場に、本年度第4回、年度末理事・役員会を開催した。
10時30分に開会し、会長の挨拶の後、以下のような内容で議事審議を行った。
1.近況報告について
会長、青年部長、女性部長から、2月3日に下関市で開催された中国ブロック代表者会議の概要報告を行った。
あんま師等法19条をめぐる裁判の現状、それに伴う署名、はがき陳情活動、募金活動の継続と更なる協力を、日盲連の名称変更が次回評議員会に提案見通し、今後教育、ロービジョン対応、公務員採用問題への取り組みの強化、札幌での全国大会への提出議題2題(差別解消条令の更なる推進、同行援護の利便性の向上を)の採択、中国ブロック推薦の理事候補の決定などが報告された。
2.入退会者の確認について
東部の植田さんの中部への転籍、西部の2名の死亡退会などが報告され、承認された。
3.平成30年度業務執行理事、各部事業報告並びに決算報告(中間)について
会長、副会長の業務執行理事から総括的な報告を行い、総務、各部長が詳細を報告、事務局長が決算の見通しを報告し、特に質問はなく、中間報告を承認した。
4.平成31年度事業計画案並びに予算案の承認について
事務局長が概ね平年並の規模となる事業計画案と、それに伴う予算案を説明し、特に質問はなく、全員の賛成で承認されたが、会員減少による会費収入減への歯止めが安定へと繋がるとの補足の説明も付け加えた。
5.第72回全国盲人福祉大会(札幌)参加について
会長から、現在11名が参加の見通しと、締め切りまでに会議への提出議題の提案を求めた。
6.次年度県関係部署への要望活動の取りまとめについて
次年度の内容に付いて、案を理事に配布し、読了してもらい、次回理事会で承認することとした。
7.今後の事業日程について
会員総会の5月19日開催がほぼ確定でもあり、また10連休もあることから、タイトな日程にならざるを得なく、4月23日の監事監査、5月4日の理事会開催が報告された。
8.その他
(1)支援センターの現状について
赤星相談員から、相談の種類や内容などを含む数字的なまとめや、最近医療、教育などとの連携を図る目的で、関係団体を一同にした関係団体連絡協議会を開いたこと、鳥取県版のスマートサイトが新年度には出来上がるであろうこと、また、これも新年度には鳥取大学医学部のロービジョン外来が解説される見通しであることなど、この1年の活動を振り返って報告した。
(2)3月18日の点字ブロックの日の活動について
鳥取盲学校との共済で行う啓発事業であることから、多くの人の参加を呼びかけた。
具体的には、ボランティアや道路管理者や福祉関係職員らの協力を得ながら、午後1時55分から簡単な開始式の後、鳥取駅北口周辺でチラシ入りのティッシュ配りとともに、市民に誘導ブロックの意義を訴えます。
参加される方は、鳥取駅北口に午後1時30分を目処に集合を。
(3)自販機について
事務局長から、ことが公募なだけに見通しが立たないが、これまでより収益を上げた内容で入札に望むことが報告された。
(4)その他
次年度は、毎年11月下旬を目処に開催されている中国ブロック三療研修会の当番県となることから、共催のあんま・マッサージ・指圧師会との協議を重ねて、準備を進めたいと報告があった。
以上で全会議日程を終了して、午後2時に森下総務が閉会を宣した。
中国ブロック三療研修会が松江市で開催
あはきの資質向上とブロック内での情報交換を目的に、毎年持ち回りで開催している日盲連あはき協議会と日本あんまマッサージ指圧師会共催の中国ブロック三療研修会が、本年度は11月24日と25日に、島根県松江市で開催された。
ブロック内全県からの参加者約30名が参加して、24日には松江アーバンホテルを会場に、午後から日盲連小川あはき協議会長と安田日ま会会長による中央情勢報告と、質疑応答、各県からの近況報告と意見交換が行われた。
現在進行中の裁判の状況やそれに伴う署名、はがき陳情の状況、募金、また、新しい受領委任制度については地元医師会との連携強化が重要、こちらも検討が進められている広告要件について、年度末にはガイドラインがでるのではないかなど私見も交えて報告があり、時間一杯まで情報交換・意見交換が行われた。
翌25日には、会場を島根ライトハウスライブラリーに移し、筑波技術大学の藤井亮輔教授による、主に実技指導「関節モビリゼーションの基礎と臨床」、が行われ、膝関節を対象に、術者と被験者が交互に入れ替わりして熱心に受講した。
なお、次年度は鳥取県での開催を予定していますので、その際にはたくさんのご参加をお願いします。
本年度第3回理事・役員会を開催
時折冷たい雨の降る11月23日の金曜日に、倉吉市の視覚障がい者中部支援センターを会場に、本年度第3回目の理事・役員会を開催した。
病気療養中の2名の理事と所用のあった員内監事1名の欠席はあったが、理事10名と員外監事、相談役1名と事務局長の出席で、会場に本年4月に開所した県視覚障がい者中部支援センターを始めて使わせていただいての開催だった。
森下理事の開会と出席者の確認に続いて、会長の挨拶と、続いて会長の議事進行で会を進めた。
1.近況報告について
会長より、明日から松江市での中国ブロック三療研修会に参加するが、次年度は本県での開催となるので、協力を、米子市での障がい者雇用率の不適切算定について、また急遽亡くなられた会員を惜しむなどの報告・発言を行った。
2.入退会者の承認について
東部の妹尾さん、西部の長田さんの死亡退会が報告されて承認された。
3.上半期業務執行理事、各部事業報告について
市川、盛田、門木の3氏が総括的な報告を、次いで事務局長が補足を行った後、三療、女性、青年、厚生の各部長が上半期の活動報告を行い、質疑を行った。
青年部の会員減に伴い、対応を検討すべきとの意見が出、今後時期をみて検討するとの合意を行った他は、特に質問がなく承認された。
4.米子市への要望について
会長より米子市の障がい者雇用率の不適切算定問題について、市へ抗議・要望書を提出して意見・交換を行った経緯と、事務局長から回答文書の説明を行い、今後年度内に再度対応状況について追加検証をすることを報告し、承認された。
5.県関係部署への要望結果と次年度要望の取りまとめについて
今年度の要望事項とその回答文書を配布し、精査後、次年度の要望事項の取りまとめを12月末を目処に、各支部長へ依頼した。
6.文化祭の反省について
中部の高田理事から、弁当を配るときに一部1000円の弁当があったため、少し配るのに混乱したが、講演については大変好評であった旨の報告があった。
会長より、今後は混乱を防ぐためにも弁当は同じ金額のほうがいいと思うが、最終的には当番支部に任せると提案をした。
また、板垣相談役から、福祉機器の展示について、珍しいものも見ることができるので、今後も続けてほしいとの要望があった。
7.今後の事業予定について
会長より、2019年2月24日に年度末理事会を、2019年5月19日(日)に2019年度定時総会を開催。また、日盲連全国大会(北海道)の締め切りが12月25日になっているので、参加の申し込みをお願いしたいとも報告した。
また、盛田執行理事から、2019年3月3日に各支部の年度末役員会を、4月7日に各支部の2019年度総会を開催するとの報告があった。
8.その他
(1)会長より、誘導ブロックについて、米子市内の国道431号線の誘導ブロックの敷し直しを年次計画で行っているが、現在誘導ブロックの敷設については東部方式で統一して行っている。
この度431号線の敷き直しの中で、車の出入りが頻繁な店舗が4カ所あるので、その間口歩道部分は線ブロックではなく警告ブロックを敷設してほしいと要望があったので、対応について意見を取りまとめたいとの提案があった。
盛田理事から、以前に東部で同じ形式で誘導ブロックを敷設したところ、横断歩道と間違えて駐車場に入り迷った例があるとの発言はあったが、会長から、とりあえず、理事会としては、ルールではなく、テストケースとしてやってみて意見を聞聞くという対応を行いたいとのまとめがあり、承認された。
(2)事務局長より、コンベンションに置いてある自動販売機については、今年度で契約が切れるため、次年度以降も継続することは理事会で既に承認されている。来年の2月ごろにプロポーザルでの入札があるので応札するが、現在のような利益では手間ばかりなので、少し利益率を上げて入札に参加したい。その場合、落札できない可能性もあるので、その旨承認願いたいとの提案があり、異議なく承認された。
(3)事務局長より、現在盲学校内に設置した東部の支援センターについて、最終的な希望場所である駅近くのサザンカ開館、さわやか開館に移転できるかどうかの意見交換会が12月5日に開かれる。盛田理事と図書館長、市村相談員とで参加すると報告した。
(3)橋谷理事より、本会所有の歩行支援機器を支援センターで保管をしてもらえば、会員以外の人でも見ることができるのではないかとの提案があり、事務局長が同意の回答をした。
以上をもって議案の全ての審議及び報告が終了し、森下総務が1時45分に閉会を宣言した。
恒例の文化祭を伯耆しあわせの郷で開催
秋日和となった10月28日の日曜日、倉吉市の伯耆しあわせの郷を会場に、恒例の文化祭を、会員やボランティアなどを含めて、総勢70名余りが参加して開催した。
午前の文化講演会では、中部に在住の元NHKのエグゼクティブアナウンサーの藤澤武氏をお迎えし、'放送こぼれ話’と題してご講演いただいた。スポーツアナウンサーとして活躍されていた現役時代の思い出、相撲や甲子園中継のこと、アナウンサーの発声や滑舌の大切さなど、ユーモアを交えたお話しに、一同は時の経つのを忘れてお話しに聞き入った。
午後には昼食をとりながらのカラオケ大会で、各支部からの代表が日頃自慢の喉を競った。
別室ではメガネの田中、システムギアビジョンにご協力いただいて、日頃触れる機会の少ない福祉機器の展示をしていただいた。最新のAIを活用した機器もあり、多くの参加者が説明を受けて体験してみていた。
また、昼食時に募金箱を回し、本年相次いだ地震や台風、豪雨による被害者への募金を募ったところ、32,000円が集まった。後日窓口の日盲連に送金する予定。
多くの地元ボランティアの方々にもお世話になりました。ありがとうございました。
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三療部会が第2回目の研修会を開催
本会三療部会(仲村勲部会長)は、本年度第2回目の研修会を10月21日の日曜日、ライトハウス研修室と、午後からの実技を盲人ホームの治療室で開催した。
今回は松江で開業されている錦織恵子さんをお迎えし、患者数の7割程度に施術しておられる'オイルマッサージ’の効用についてお話ししていただくとともに、実際に参加者が施術を受ける実技指導をしていただいた。
無資格のリフレクソロジーやリラクゼーションなどではよく行われているオイルマッサージだが、有資格者で施術している方は山陰では数が少ないだけに、興味を持って参加者一同質問も多く、時間の過ぎるのが早く感じられた。
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女性部会が2回目の合同訓練事業を実施
本会女性部会は、昨年までは宿泊して二日間の合同訓練を実施してきたが、本年は春と秋に分けて実施することとして、その第2回目を、あいにくの雨模様となった10月10日の水曜日に、倉吉の体育文化会館を会場に開催した。
今回は鳥取県看護協会の鈴木妙氏をお迎えし、「いつまでも元気に暮らせるために」をテーマに、体操も交えて健康に老いるためのポイントをうかがった。
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中国ブロック盲人福祉大会が下関市で開催
第1回大会が昭和26年に山口県湯田温泉で開催されてから、67回目を数える日本盲人会連合中国ブロック盲人福祉大会が、9月15日と16日の両日、250名余りが参加して、山口県下関市で開催された。
本県からも付き添いやヘルパー等を含めて、26名が参加した。
鳥取方面からはジャンボ1台、三朝と米子を経由してマイクロバス1台で下関に向かったが、途中の高速での事故による渋滞で、ジャンボが2時間あまり延着したハプニングがあったものの、分科会や全体会、講演会などの会議を終えての夜の交流会では、地元のふぐなどの料理に会話も弾んだ。
二日目の16日には、式典と急遽組み込まれた'あんま師等法19条を守る決議報告会中国ブロックin山口’が開かれ、竹下会長による基調報告と、中国ブロック6団体代表による意見発表、安田日本あん摩マッサージ指圧師会会長によるアピール文が朗読された後、盛大な拍手で全員一致で決議案が採択された。
その後には、恒例の各団体代表2名ずつ出場しての中国ブロック盲人カラオケ大会が行われた。
最後に大会の宣言案と決議案が報告され、いずれも全員一致で承認・採択された。
大会終了後、JR下関駅周辺で、あんま師等法19条を堅持するための裁判支援のちらし・ティッシュ配りを山口県会員を中心に行った。
また、 この大会を通じて、7月の西日本豪雨被害の義援金の募金が行われたが、本会中部支部は、これとは別に、一昨年の中部地震の際に岡山県から義援金を頂戴したことで、今回岡山県の片岡会長に、義援金を、一日も早い復興をとの気持ちとともに贈った。
なお、来年度は9月7日と8日に、島根県松江市で開催の予定である。
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高齢者への治療奉仕活動を本年も
あいにくの雨降りとなったが、9月の9日の日曜日、本会三療部会は、毎年恒例で公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会との共催で行っている米子市老人クラブ員への治療奉仕活動を、米子市ふれあいの里で午前開催した。
昨年は台風接近で中止せざるを得なかったが、今年も雨の影響で予定していた鳥取市からの施術者数名がJR運休の影響で来られず、予定よりは施術者数が少なくなりやや手薄となったが、それでも10名の会員が約40名の高齢者の方々に、鍼とマッサージで一時くつろいでいただいた。
施術者には91歳の板垣成行さんもおられ、若い?来られた高齢者の方に、長生きの秘訣を聞かれたと笑っておられた。
介助でお世話になった老人クラブの役員の方々、ボランティアの手の会のみなさん、今年もお世話になり、喜んでいただけました。ありがとうございました。
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全国盲女性研修大会が松江市で開催
第64回目を迎えた日本盲人会連合全国盲女性研修大会、略して全女大会が、8月31日からの三日間、お隣の島根県松江市の県民会館を会場に、全国から関係者ら約400名が参加して開催された。
中国ブロックと四国ブロックを主管として開かれたもので、島根県での開催は49年ぶりで、本県からも宿泊を含めて10数名が参加した。
初日の31日には常任委員会や全国委員会などが開かれて、昨年度の総括や今年度の活動方針や、この大会の運営などについて協議が行われた。
メインの二日目には、「差別を受けたことがありますか?」をテーマにした恒例の各ブロック代表者によるレポート発表が行われた。「差別」は受け取る側によって感じ方も違うことでもあり、仕事上でのパワハラ問題などもあったが、差別解消法といった法的な問題ばかりではなく、両親ことに母親との関わりがうまくいかず、素直に感謝することができていない現状の思いが語られ、会場にも共鳴する声が多く、その後に行われた質疑応答でも、涙混じりといった声があちこちから上がっていた。
最終の9月2日には県知事や市長、国会議員らの多くの来賓を迎えて式典と、宣言、決議が採択されて三日間の大会を終えた。
なお、来年度は8月27日からの三日間、名古屋市で開催される予定。
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本年度第2回理事・役員会を開催
猛暑の続く8月5日の日曜日、倉吉市の上井公民館2階視聴覚室において、本年度第2回目の理事・役員会を午前10時30分から開催した。
暑さのせいばかりではないが、都合のつかなかった理事4名と相談役が欠席であったものの、2名の監事にも出席いただき、定足数を満たす出席で理事会は成立した。
森下総務の司会で開会し、会長挨拶の後で、以下のような議題で審議を行った。
1.近況報告について
会長から、5月末の定時総会以後の動き、6月の全国大会、7月20日の県関係部署への要望活動、8月2日の東京でのあはき協議会の全国委員会の報告などを行った。
その内、あはき協議会の報告では、
・あはきの新しい受領委任制度の講習会について
・19条裁判支援のための東京、その他での決起集会について
が、メインであった。
2.入退会者の確認について
東部の西尾さんの死亡退会、西部の浅本さんの退会、入会では西部の谷口惠子さんの入会が承認された。
3.業務執行理事、各部事業報告について
市川と門木がそれぞれ総括的報告を、次いで事務局長が補足した後、女性、青年、厚生、三療の代理も含む各担当部長が、本年度のこれまでの事業経過について、順調に推移している旨の報告を行った。
4.本年度事業について
9月9日に三療部会が米子で治療奉仕を行うこと、また、文化祭を10月28日に伯耆しあわせの郷で10時15分から行うこと。講師に元NHKアナウンサーの藤澤氏に依頼すること、合わせてタイムスケジュールを決めるとともに、恒例のミニ福祉機器展も行うことを確認した。
5.中国ブロック盲人福祉大会(山口県)について
9月15日と16日の両日、山口県下関市で開催予定の第67回中国ブロック福祉大会に、県下より総勢で25名が参加すること、提出したそれぞれの分科会への議題などを確認するとともに、宿泊ホテルなども確認した。
6.定時総会での提出案件への対応について
会長が、ほぼ県関係部署への要望活動に盛り込んだこと、そして県からの回答書を当日参加者以外の理事に配布し、今後読み込んだ上での来年度の要望に活かしたいと発言した。
7.その他報告・諸連絡について
・県下の誘導ブロックの敷設方法について、近年東部と西部に違いが出てきている点について、今後は東部方式に合わせることを提案し、内容を共有した。主に分岐部の接続の仕方や横断歩道の警告ブロックの幅などについて。
・7月の西日本豪雨への募金活動や、昨年の中部地震への見舞いに対する返礼を9月までにとりまとめて贈る準備をすること。
・スマホなどIT機器の講習会希望の声があれば、対応方へ必要な依頼手続きを行うことなどを紹介した。
以上のような内容で、昼食を挟んで、午後1時30分に森下総務が閉会を宣した。
第38回皆生トライアスロン大会で選手へのケア活動を実施
真夏の一大イベント皆生トライアスロン大会が7月15日に開催され、毎年恒例で本会三療部会は、公益社団法人鳥取県鍼灸マッサージ師会と共催で、東山体育館と周辺仮設テントで、競技終了後の選手のケア活動を行った。
全国で開かれるトライアスロン大会では、即席のボランティアが行うこともあるケア活動だが、本大会では有資格者が行うとあって、人気も高く、楽しみにして来られる選手も多い。出足こそ鈍かったが、次々と来られる疲労困憊ながらも終了後の満足感の選手に、13名の施術者が60名にはりとマッサージの施術を行い、今年も地元の大会に協力できた喜びを感じるとともに、選手の感謝の声に汗も心地よいとの声が聞かれた。
県関係部署への要望活動を実施
毎年恒例の本会の県関係部署への要望活動・意見交換会を7月20日に、県庁第2庁舎の9階の会議室で開催した。
出席したのは、市川、盛田、門木、森下、深山、細田の各理事と門脇事務局長、それに今回はオブザーバーとして、東部、中部、西部の支援センターの支援員、市村、田中、赤星の3名にも出席願って意見交換のやりとりを聞いていただいた。
9時45分に開会し、市川が挨拶、次いで宮本支え合い福祉局長と新任の谷障がい福祉課長から挨拶を頂戴し、市川から要望書を宮本局長に手渡して意見交換に移った。
北川障がい福祉課課長補佐と山本係長の司会で、要望項目の対応と説明、意見交換のために、対応課に順次来ていただき、回答後に意見交換する形で、昼食を挟んで午後4時15分まで続いた。
要望項目が幅広いため、障がい福祉課、福祉保健課、労働・人事、特別支援課、防災、選挙管理委員会、県土整備、運輸、県警など、全庁をあげてと言えるほどの課職員に対応いただいた。
国や市町村に関わる要望や民間への要望項目など幅広い項目で、つまり県の対応だけではどうにもならない項目もたくさん含んでおり、すぐに改善されることばかりではないが、県と意見交換することで、視覚障害者の困りごとを共有し、支援センター設置の例のように、解決への糸口が見つかる可能性もあることから、年に一度のこの要望活動を今後も大切にしていきたい。
対応していただいた総ての方、そして毎年ながら資料の準備から全庁的に調整して段取りを丁寧にしていただいた障がい福祉課北川課長補佐、山本係長に感謝し、御礼申し上げます。
日盲連結成70周年記念第71回盲人福祉大会開催
昭和23年の8月に全国の視覚障害者が大阪の地、鳴尾浜に結集して結成された日本盲人会連合の70周年を記念する71回目の大会が、6月11日からの三日間、東京の浅草ビューホテルと上野の東京文化会館で約2000名が参集して開催された。
本県からは、会員と付き添い・ヘルパーを含めての13名で参加した。
初日は浅草ビューホテルで理事会と、午後には全国の評議員が集まっての評議員会が開かれ、平成29年度の事業活動報告、決算、平成30年度の活動方針案などが審議されて承認された。
次いであはき協議会の代議員総会とスポーツ協議会の代表者会議が午後6時まで開かれて初日の日程を終了した。
二日目も同ホテルで研修会が午前に、午後には生活、バリアフリー、職業の三つの分科会に分かれて全国からの提出議題が審議された。
70周年記念で企画された午前の研修会では、これまで日盲連活動に深く関わって来られた先達を代表して、前会長の笹川氏、女性協議会長を長く務められた新城氏、それに日盲連の相談役の本県の板垣成行氏の3名をパネリストに、70年を振り返るとともに、今後の若い世代への提言などを伺ったが、中でも最高齢91歳の本県の板垣氏の発言には、身びいきではなく、引きつけられる印象を全国の方々に残したのではないかと思う。
分科会終了後に、その審議結果のまとめの報告と質疑を行う全体会議が開かれて、本年各方面に行う陳情内容が決定された。
最終三日目の13日には、会場を上野駅前の東京文化会館に移し、約2000人が参集しての福祉大会で、式典には秋篠宮、秋篠宮妃両殿下にもご臨席いただいて、ご挨拶を頂戴するとともに、厚労大臣・文科大臣代理、小池東京都知事など、多くの来賓から挨拶を頂戴した。
続く議事では、平成29年度の活動報告と平成30年度の活動方針案、宣言案、決議案が、いずれも拍手多数で承認された。
本県会員は終了後、スカイツリーを観光して、夕刻三日間の東京滞在を終えて空路帰郷した。
なお、来年度○○元年の大会は、5月26日からの三日間、札幌市のホテルニューオータニイン札幌と札幌市民交流プラザで開催が予定されている。
式典の模様はこちらへどうぞ(約15分)
平成30年度定時総会を開催
快晴となった5月27日の日曜日に、倉吉市の交流プラザを会場に、県下の会員役45名が参集して、平成30年度の定時総会を午前10時15分から開催した。
来賓に県の藤井福祉保健部長、石田倉吉市長の代理として東本福祉保険部長、中部町村会会長代理の小松琴浦町長、藤田鳥取盲学校長、県身障協会から会長代理の森本副会長に臨席いただいて挨拶をいただいた。
続く議事では、地元中部から林さんと次期開催支部の東部から川崎さんを議長に選出して、以下のような議案を審議した。
第1号議案 平成29年度会務・事業報告の承認について
第2号議案 平成29年度決算報告並びに監査報告の承認について
以上2議案を一括審議として、森下総務が会務と事業報告を、各部長と事務局長が補足を行った後、細田会計と門脇事務局長が決算報告を、原監事が監査報告を順次行い、質疑に入った。
同行援護事業の収支等の質問が出たが、報告が賛成多数で承認された。
第3号議案 平成30年度事業計画案並びに予算案の承認について
定款上は理事会の承認事項であり、年度末の理事会で承認済みではあるが、門脇事務局長が両案の報告を行い、特に意見はなく承認された。
第4号議案 各支部、各部提出案件について
自転車の歩道走行、同行援護の県内格差解消、テレビの緊急放送の音声化、番組制作における視覚障害者への配慮、日常生活用具の支給対象の拡大・県内格差の解消などが提案され、それぞれ会長が働きかけていくと回答した。
第5号議案 個人提出案件について
誘導ブロック敷設方法の改善、LED証明が含む問題などについて提案があり、検討して行くこととした。
第6号議案 その他報告・連絡事項について
会長から、経理担当の松岡職員の退職に伴い、6月から遠藤典子氏を新規採用したとの報告を行うとともに、事務局長が中国ブロック福祉大会への参加、訓練事業への非会員の参加要請などを行い、議事を終了し、盛田副会長が午後1時40分に閉会を宣した。
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本年度第1回理事・役員会を開催
5月27日開催予定の定時総会を控え、5月12日の土曜日に、倉吉の体育文化会館を会場に好天の下、本年度第1回目の理事・役員会を開催した。
都合で欠席の理事1名と相談役が欠席だったが、定足数を満たす理事と監事の出席を得て、総会への提出案件などを承認するとともに、本年度の活動方針などを話し合った。
主な議題は、
1.近況報告について
・4月以降の動きとして、県の委託費の調査を経て監事による監査を受けた。
サウンドテーブルテニスの2台目を県の体育協会から貸与を受けて、翌13日に県の大会が米子市身障センターで開催される予定。
・理事1名の病状について
などを会長が報告した。
2.入退会者の確認について
中部支部から1名の入会と、西部支部から1名の退会が報告されて承認された。
3.平成29年度業務執行理事、各部事業報告の承認について
3名の業務執行理事が概要を報告後、森下総務が会務報告を、各部長が補足を行い、門脇事務局長が総括を行い、質疑に入ったが、特に発言はなく、全員一致で承認された。
4.平成29年度決算報告並びに監査報告の承認について
門脇事務局長から決算報告が、原員外監事から5月8日の監査の結果が報告され、その後質疑に入ったが、特に発言はなく、全員一致で承認された。
5.平成30年度定時総会への対応について
5月27日、倉吉市の交流プラザで開催予定の平成30年度定時総会での役部分担などについて協議を行った。
6.県関係部署への要望活動について
門脇事務局長から、7月19日か20日に予定したいと県から連絡があった旨が報告された。
7.その他
・第71回全国大会について
会長から、ヘルパーを含めて13名が参加予定と報告。
・収益事業の自販機について
会長から、利益は多くはないが、赤字でもないので、延長して継続したいとの発言があり、異議なく承認された。
・視覚障がい者支援センターについて
門脇事務局長から、3月末のスタートから間がないが、ぼつぼつ相談がある現状が報告され、本会も積極的に関わって欲しいと発言があった。
以上で予定された議題の審議を終了し、午後1時15分に森下総務が閉会を宣した。
女性部会が総会と合同研修を実施
本会女性部会(深山千鶴子部会長)は、素晴らしい天気となった4月18日の日曜日に、倉吉の体育文化会館を会場に、県下各地から約25名が参加して、平成30年度の総会と、午後からは第1回目の合同研修を実施した。
昨年までは、宿泊しての二日間に渡る合同研修だったが、色々と開催方法を検討した結果、本年は春と秋の2回に分けて開催する試みとなったものである。
午前の総会では、新規にオープンした中部支援センターの職員、田中恵さんとも一部は初顔合わせでもあったことから、挨拶をしてもらい、今後の発展を共にと託した。
議事では森岡栄枝議長の進行のもと、平成29年度の事業、決算報告、平成30年度の事業計画、予算などが承認されたあと、県総会へ同行援護従事者の地域格差解消を、中国ブロック福祉大会へ消費・賞味期限の表示を分かりやすくなどの提出案件などを承認した。
その後、今年度の全国盲女性研修会が同じブロック、島根県での開催であることから、できるだけの参加協力の呼びかけなどを行い、11時30分に議事日程を終了した。
午後からは講師に鳥取看護大学・鳥取短期大学の理事長、山田修平先生をお迎えして、'いきいき生きる’のテーマで講演していただいた。
小さなことを続けること、コミュニケーションの大切さ、地域との繋がり、お母様の勉強するのに遅きはないとの生き方を通しての思い出など、時折ユーモアを交えながらの巧みなお話しに、一同笑ったりしんみりしたりとあっという間の1時間20分ほどであった。
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三療部会が平成30年度総会と第1回研修会を開催
本会三療部会(中村勲部会長)は、4月15日の日曜日に、米子市皆生温泉のライトハウス研修室を会場に、県内から約25名が参加して、平成30年度の部会総会と、午後からは第1回の研修会を開催した。
総会では池口幸輝氏を議長に、平成29年度事業報告と決算の報告、平成30年度の事業計画案と予算案の承認などを行った後、昨今の中央情勢、6月の全国大会、9月の中国ブロック大会への提出議題の検討等を行うとともに、今後の活動についても意見交換などを行った。
午後からは今年度の第1回目の研修会として、元島根県立盲学校の理療科教員で、現在山陰放送のマッサージルームに勤務されている伊藤邦雄氏を講師に迎え、県内で初ともいえるヘルスキーパーの現状と課題、今後の発展について話していただくとともに、話しを拡大して視覚障害者の雇用・就労についても、参加者とも意見交換を行った。
公開講座としたことで、会員外の参加者もあり、自身の体験をもとにした課題提供などもあり、幅広い意見交換ができた。
今後のあはき師の一つの有力な進路だけに、ヘルスキーパーを雇用する企業の増加に期待すると友に、それに対応できる我々サイドの人材育成が重要でアルト強く感じた。
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